教育の触媒的イノベーション | Teachers College (Columbia) 留学記

Teachers College (Columbia) 留学記

2013年秋から、ニューヨークにあるコロンビア大学ティーチャーズカレッジで生涯学習(Adult Learning and Leadership, Master of Education Program)を学んでいます。
日々の学びの振り返り(Reflection)として書いている日記です。

クリステンセン教授の教育における触媒的イノベーション(Catalytic Innovation)で紹介されている例は「E-Learning」と「コミュニティカレッジ」。卒業のペーパーでは、後者のコミュニティカレッジに取り組んでいます。

アメリカの学生の44%がコミュニティカレッジに入学しており、その特徴は、
・オープンアドミッションであること
・授業料が超安いこと
・地域のコミュニティとの連携
など様々な要素があります。

E-Learning、コミュニティカレッジともに修了率の低さが大きな課題なのですが、イノベーションを起こすときには質の低さという課題はつきもの。

ずっと教育に関わっていると、提供する教育の質が低いというのはかなりストレスなのですが、イノベーションを起こすには必要なプロセスなんだろう。


参考:Christensen, C. M., Baumann, H., Ruggles, R., & Sadtler, T. M. (2006). Disruptive innovation for social change. Harvard business review, 84(12), 94.