学習する組織のペーパー | Teachers College (Columbia) 留学記

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2013年秋から、ニューヨークにあるコロンビア大学ティーチャーズカレッジで生涯学習(Adult Learning and Leadership, Master of Education Program)を学んでいます。
日々の学びの振り返り(Reflection)として書いている日記です。


 
静かに迫っているThe Learning Organizationのペーパー。 来週の月曜日。
とりあえず、今回のペーパーは組織を分析するためのフレームワークを紹介してくれとのこと。

分析のフレームワークはAndreadis(2009)のThe Open Systemにする予定。
このフレームワークは、システム理論を使ったもの。システム理論とは、組織は別々のセクションの集まりではなく、すべては有機的につながっていて、一つのProcessing Unitとして機能していること。

要するに、これなんだけど…小さくて見にくいですね。これは、Andreadisの論文より。
 

要するに、インプットがあってそれがProcessing Systemを経由して、アウトプットへとつながる。
Processing Unitが組織。学習する組織を考えるとき、システム理論は個別の部門だけを見るのではなく、組織全体を見る。なぜなら、それはすべてつながっているから。

そして、Andreadisは組織は4つのSubsystemに分かれるとも主張。こちらも、Andreadisの論文より。
 
4つのサブシステムから構成されており、それぞれが①Governance subsystem  ②Management subsystem ③Work subsystem ④People subsystemです。

それぞれの役割は、
Governance systemが組織のミッションやビジョンを決めたりします。
Management subsystemがそれらの戦略をオペレーションに落とします。
Work subsystemが実際にインプットを製品にします。
People subsystemは従業員がどのように考え、感じ、行動を起こすかに影響を与えます。

そして、それぞれのサブシステムが「学習」という観点からどのように影響し合うのか、この点について調べようと思っています。たぶん、こんな感じのペーパーになるのではないか。

成績にも影響ないので、気軽に書こうかなと思いますー。土曜日の夜と日曜日で終わらせます!

Reference: Andreadis,,  N,. (2009) Learning nad organizational effectiveness: a systems perspective, International Society for Performance Improvement