成績の話。成績を上げる方法と、成績が良い人の特徴。
元々、塾という成績アップのお手伝いをする仕事をしていたということもあり、大学院であっても成績に関しては少しこだわりがあります。実際、Teachers Collegeに入学してから既に2013秋、2014春、2014夏、2014秋とほぼAできています。いくつか、なんでAをもらえたのかわからない科目もありますが、それはよしとしようではないか。
その1:成績を上げる方法
成績を取るために大事なこと。
簡単に一般化してしまうと「教授が求めるものをちゃんと理解し、それを表現する」に尽きるといえば尽きます。
教授がどんな内容を良しとするのか、それともダメとするのかをちゃんと分析し、把握すること。
そして、それを表現する時間とキャパを確保するべく、日々計画性を持って行動すること。
もう一つ大事なこととして、「課題と自分のパッションの共通点を見つけること。そして、そのパッションを少し課題に乗せて書くこと」というのもあるかと。
面白くないなあーと思いながらするプレゼンや、ペーパーは聴いてて&読んでて面白くない。上手く自分のパッションとつなげて、自分が楽しいと思えるものにすること。そのためにも、どこに課題と自分のパッションとの共通点があるのかを考える時間を取る。
最後に、「やり切る」こと。
ここで差が結構でてるような気がします。体育会の僕にとって、多少要領の悪いことや理不尽なことでもやり切る力が身に付いています。例えば先輩や監督に「じゃあ今から俺が良しというまでトイレ掃除な」って言われたとしたら、「はい、喜んで!」みたいな感じで取り組むんです。これが体育系。
けど、多くの人は「そんな指示をする人は馬鹿だから、従わなくていい」って思っちゃう。だから要領が悪いとか、これはメリットがあまりないと感じるとやらない。
大学院の授業も同じで、どこかで要領の悪いプロセスが存在します。それを馬鹿らしいとかメリットがないと思ってやめるのではなく、最後までやり切ってみることで結果が変わってきます。
以上3つの観点から、どうやって成績を取っているのかについて説明してみました。
ちなみに、「要領が悪いな」「理不尽だな」と感じることをやり切る力というのは、成績を取るときにはプラスに働くこともある一方、仕事では時にマイナスに働くこともあります。いわゆる体育会は「批判的思考」が弱いから。なんでも「喜んでやらせてもらいます!」ってなりがち。
それは自分もかなり自覚ありで、批判的思考が弱いなーって感じることが多い。Adult Educationの目的のひとつに批判的思考を高めるというのがあるにも関わらず。
その2:成績が良い人の特徴
次に、僕よりも成績が良いと思う人の特徴を分析してみます。
①僕よりも圧倒的に賢い
②僕よりも圧倒的に努力ができる
③成績=自分と完全に同一視している
この3つの人にはかなわないですね。①と②は大体わかると思います。僕のコースの博士課程に、こういった僕よりも圧倒的に賢くて、かつ努力ができる人は何名かおられます。尊敬する。
③の「成績=自分」と同一視している人にも敵わないです。塾で働いている時も、こういった人に出会う機会がありました。ちなみに言っておきますが、僕はこういった成績=自分のアイデンティティという考えは個人的に反対ですよ。視野せま!って思ってしまう。
けど、そういった人は、自分の生存理由をかけて成績を取りに来るから、迫力が違うんですよね。生きるために成績を取るイメージ。
僕のように、インターンとかもっと大事なことがあると勉強を後回しにしてしまうけど、③の人はそうはいかない。敵わないですね。
これは、仕事でも同じことが言えるのではないかと。
「仕事の業績=自分」と同一視している人って、人としてのバランスは悪いんだけど、仕事への迫力が違います。周りが引くぐらい頑張れる。それが良いのか悪いのかは別にして。そういった人は、ある意味、強いですよね。
今日は、こんな感じで「成績」をテーマにした人間監察結果をまとめてみました。
明日から授業開始ですーがんばります。