キー君が生まれてから、当たり前だけれど、ずっと分断睡眠が続いている。
睡眠時間も短く、睡眠の質も良くない。
それが少しずつ積み重なって、昨日の朝は頭にうまく酸素が回っていないような感覚があった。
後頭部がずーんと重く、締めつけられるような感じがしていた。
「さすがに今日は少し休まないとまずいな」と思った。
そんな時、ハビーがいつもより2時間ほど早く起きてきて、「キー君を見てるから寝な」と言ってくれた。
3時間ほど眠って目が覚め、キー君が泣いていたのでリビングへ行くと、疲れ切ったハビーがキー君を抱えながらソファに座っていた。
「何かしようとするとキー君が泣いちゃって、キーマカレー作ろうと思ってたのに作れなかった」
そう言うハビーを見て、新生児だった頃のキー君が少し懐かしくなった。
寝ていると思って朝ごはんの準備を始めたり、搾乳をしようとしたりした瞬間に泣き始める。
寝かしつけに成功したと思ったら、また泣く。
何をしても前に進まないように感じる日がたくさんあった。
そのうち、朝は何かをする時間ではなく、キー君と徹底的に向き合う時間なのだと考えるようになった。
そうやって毎日を過ごしているうちに、最近はキー君がご機嫌で過ごせる時間も少しずつ増えてきた。
赤ちゃんとの毎日は、スムーズにいく日もあれば、昨日までうまくいっていたことが、今日は全く通用しない日もある。
それでも、どんな日もキー君は可愛くて仕方がない。
そして、昨日は、ハビーが、私が何気なく言った「明日キーマカレーね」の一言を覚えていて、作ろうとしてくれたことが嬉しかった。
特別なプレゼントやサプライズはいらない。
何気ない一言を覚えていてくれたり、私のことを思って行動してくれたりする。
いつもしてくれているキー君のお世話に、あと1時間だけでも時間を足してくれること。
自分が作ろうと思っていた料理を作ってくれること。
使おうと思っていた食材で、何かを作ってくれること。
そういう日常の中の小さな支えが、今の私には何より嬉しい。
一緒にキー君を育てているという実感。
そして、「二人でやっている」という安心感。
それこそが、今の私にとって何よりの贈り物なのだと思う。