角田光代さんの「八日目の蝉」。
NHKでやっていた時も見ていないし、映画も見ていない。
やはりまずは原作から。
ここのところ家族関係を描いた小説を読むことが多かったけど、
この小説もまたなんとも複雑で、でも理由なく気持ちを理解してしまえる
不思議な家族関係が描かれている。
話の中心である子供にとって、何が一番心地よく
それはどうやって作られるのか
子供を育てる親にとって、子供の存在は人生をどう動かすのか
ほんとの家族って何なのか
人はどうして子供をかけがえのない存在だと思うのか
などなど・・・
一口に「子供」というけど
その存在の重みとか、
血のつながりとか、
愛情表現とか、
子供に対する大人のエゴな愛情とか
いろいろいろいろ・・・・
同じ母性を持つ者として
彼女が取った行動はどこか理解できてしまう。
一番幸せだったのは誰なんだろう。
家族といる幸せってなんだろう。
家族ってどう結びついていればいいんだろう。
子供は家族を選べない。
そこにいる人を家族として受け入れるしかない。
そこに一番大切なものはなんだろう。