中島京子 「桐畑家の縁談」。
「さようなら、コタツ」に入っていた短編の一つに登場した露子と妹を含む桐畑家のお話。
それぞれが個性的で、でも、よくありそうな、そんな一家が微妙なバランスを保ち
家族をやっている。
よくある家族のようで、ちょっと変わっているようで、きっと結構幸せな一家。
露子の、どこか不安で、どこか正直で、どこかに憤りを感じている日々にも共感が持てる。
この前直木賞を受賞した中島京子さんの作品をいくつか読んだが、どれも気取りのない
等身大の人間や生活が描かれているような感じで、好感が持てる。