毎日のように県別感染者数が報道されている。当初奇異に思ったこは、北海道同様に中国人旅行者が多いはずの京都での感染者数が意外に少ないことだ。また寒暖と無関係だと判明したにも関わらず九州地方の感染者が少ないのも不思議であった。

*都市化率と感染者数

出典;https://www.boj.or.jp/research/wps_rev/wps_2009/data/wp09j04.pdf

 

都道府県別感染者数と最も相関関係があると思われたのが都市化率である、人口密度が小さい北海道は実は意外と都市化率が高いのだ。さらに上のグラフに2018訪日外国人宿泊者数を加え、訪日客で集計すると以下である。

 

 

すると感染者の少ない沖縄、静岡、長野が上位10入りする。

そこで都市化率と宿泊者数を乗じて危険度を算出し上位20までを集計する。

 

 

感染数には多くの要素があり都市化率と訪日客数だけで説明できる訳ではないが特筆すべきは都心、大阪、名古屋に近い静岡で感染者が少なく、鹿児島、佐賀、宮崎などでの九州地方でも同様である。そしてこれらの県に共通するのは緑茶生産量上位県であることだ。生産量イコール摂取量とは限らないがそれなりの相関関係はある。またお茶好きで知られる東北地方や長野の感染者が少ないということを加味すると緑茶を飲むことがコロナ禍から身を守る一助にはなるのかもしれない。すべての都道府県の緑茶生産量を統計に足し、ベスト10までを緑でマークしてみました。