訪問、ありがとうございます。感謝します。

TZR250、3MA。3号車。GW初日。悪天と用事で弄れず。また妄想でも。


90年型から倒立フォークになり、重量が2、3キロ重くなった。それで重量配分がフロントヘビーになったと思う。改善できないかと、やや重い4スト400のリアホイールで17インチ化した。発想は四半世紀前。ハブがそのまま使えて、ダンパーが色々な車種と共通で流用性も良い。3XVの軽量で、リジットな、コンペティションモデル寄りの構造だと、耐久性と廃盤が気になった。それは今のところ、杞憂。17インチ化は、タイヤの心配も解消できる。リアブレーキキャリパーは、不器用なため、繊細には操作できず、使わないから、制動力を落として、小さくした。レースのレギュレーションでは、付けなければならないが、制動力は記載が無い。新品がリーズナブルで、汎用性も良いブレンボにした。ストリートでもまあまあ十分な耐久性がある。スイングアームは、剛性を落として、軽量化された90年型にした。しならせて、曲げる改良だったのかな。オフ車みたいで、面白いから採用した。ホイール重量増加分、キャリパーとスイングアームで軽量化したから、重量配分のフロントヘビーは変わらない。もともと、3MAは灯火類のパーツをゴッソリ外して、社外チャンバーにするとリアの重量が減ると思う。良く動く味付けのフロントフォークで、強いブレーキングでコーナーへ進入して、激しいピッチングから旋回に入ると、ステアリングシャフトを軸にコンパスのように回転する感じになり、さらには、110のフロントタイヤがとても薄い接地感で悲鳴をあげる。クリッピングポイントで、荷重を50対50の配分にすることが、自分には難易度が高く、リアタイヤの荷重が不足して、逃げるから、スロットルが開けられない。筑波サーキットの2ヘアが恐怖。ダダダダーっとスライドする。パワースライドではないから、コントロール不能。例えば、90対10から50対50に変えるより、70対30から50対50にする方が楽かと思う。ヤマハハンドリングなのかなあ。当時の市場の要望に応えて、クイックなハンドリングを狙ったのか。ストリートの交差点は良くなったと思うが、時速100キロとかでクイックなのは怖いから、減衰が効いて、ストローク速さを調整できる3XVの倒立フォークに付け替えた。倒立フォーク自体は良い。セッティングは、ワークスやショップなら、数種類のバネの調整でセットするのだろうが、自分レベルでは、バネは1種類しか手に入らないし、沢山あっても困るから、減衰を弄るのが手っ取り早くて、分かりやすい。フロントタイヤは120にしてある。フロントブレーキシステムは、ブレンボにした。ブレーキにはフロントフォークの長さ調整するキャスター調整機能もあると思うから、ラジアルマスターにしている。レバーを握ったストロークとフロントフォークのストロークがシンクロする。最初はとりあえず付けてみて、のちのち分かったことだが。握った分だけ曲がって行く感覚が楽しい。誰もそんな視点で使ってはいないと思うが。付け替えた3XVフォークは延長もしている。フロントヘビーの振り落とされそうなピッチングが怖くて、コーナーリングどころではなくなってしまう。普通は、突き出しで、フォーク長を短くして行くのだが、長くもできるようにした。17インチ化でも恐怖のピッチングは改善する。要するにクイックさを封印した。デチューン。リアショックも動きすぎない4スト660ccの物を付けた。取り付けピッチが手計測で12ミリほど長く、リンクはそのままに、17インチで下がった車高を元に戻せる。単純にSZR660のディメンジョン。バネ調整のダイヤル位置もよい。リアタイヤは140から150に替えて、フロント120で後ろ下がりになった分を相殺した。2ストなのに、SZR660でテストを重ねた4ストシャシー。だる〜い感じだが、スピードレンジを上げると、まあまあ止まれて、まあまあ曲がって、まあまあ加速できる。街乗りにも耐えられる。文章にすると長いが、一言でいえば、「自分は、こんな感じ?」