皆さん、俺のブログを閲覧してくれてありがとうございやす!

 

本日より、5回に分けて文学フリマ東京のついでに足を運びました街のルポを行います。

 

第一弾は、JR青梅線の試乗記。

より詳細を述べますと、青梅駅~奥多摩駅の区間を写真撮影しました。

私はここ数年、毎年東京には足を運んでおりますが、未だに多摩地区が23区と同じ「東京都内」とは信じられません。

何しろ、長閑な田園風景・山村の風景がそこかしこに観られ、素朴な「田舎町」らしい風情もたっぷりだからです。

私の夢物語ですが、願わくは23区などという「魔境」を切り離して、奥多摩・青梅・八王子等で構成される「多摩県」を創設してほしいものです。

 

前口上はここまでとまして、定例のWikipedia先生をカンニングしてJR青梅線について書きます。

 

JR青梅線は、立川市内の立川駅~西多摩郡奥多摩町の奥多摩駅間を結ぶ路線です。

路線距離は37.2㎞。

駅数は25駅。

開業した年は1894(明治27)年。

この路線の前身は「青梅電気鉄道」。

さらにその前は「青梅鉄道」と呼ばれていました。

私鉄路線でしたが、戦時買収により国有化されたそうです。

同時に、未成線であった「奥多摩電気鉄道」も買収されて、未開通部分の工事がスタート。

実のところ、青梅電気鉄道は幽霊会社ながらも意外に長続きした企業で、正式に解散したのは1995年なのだそうです。

近年では、トロッコ列車やラッピング電車等も走らせて、奥多摩を訪れる観光客の目を楽しませています。

 

それでは、今回撮影しましたJR青梅線の写真をお楽しみください↓!

 

JR青梅駅。

竣功年は1924(大正13)年。

当初は、青梅鉄道の本社ビルでもありました。

写真はここから撮り始めます。

 

ホームの待合室。

シブいデザインですね。

 

青梅駅の特徴は、「だれでもトイレ」つまり年齢・身体・性的に一般的な設備を使いづらい方用のトイレが駅構内にあるのに対し、普通の男女別トイレがホームに設けられている点です。

よくよく考えてみますと、この方式は理にかなっているのですね。

即ち、介助や性的な理由があり一般的な設備が使用しにくい方は、職員さんが駆け付けやすい駅構内のトイレで用を足せますし、介助の不要な方は用を足せばすぐさま電車にとび乗れますから。

 

いよいよ電車に乗ります。

上下に引いたオレンジ色のライン、爽やかさを感じさせますね。

 

宮ノ平駅。

 

日向和田(ひなたわだ)駅。

字面だけ観ますと、宮崎県(日向)に所在する駅とカン違いしそうですね。

 

二俣尾駅。

 

軍畑(いくさばた)駅。

私はこの駅で下車して、しばらく周囲の写真を撮影しました。

 

駅周辺。

茅葺き屋根の家屋もあって、なんだか日本の昔話に描かれる人里に迷い込んだかのようです。

 

長閑な山地の光景。

 

軍畑駅の駅舎。

 

本当に、ここが「23区と同じ東京都内」とは思えない景観でした。

 

火の見やぐらと半鐘。

観たところ、高さは10メートルも無い様子でした。

しかし、それでもこの地は高層ビルも無く、見晴らしも良いので、これくらいの高さでも十分火災を発見できたのでしょう。

今現在は、火災を即座に通報するシステムも完備していますので、この火の見やぐらは「単なるモニュメント」として遺されているようでした。

 

再度絶景を撮影。

 

沢井駅。

 

御嶽駅。

以前にも足を運び、写真を撮影しましたので、今回はここでは下車せずに通過しました。

...とはいえ、非常にステキな駅舎ですので、皆さんも是非一度観に出かけられてください!

 

鳩ノ巣駅で、もう一度下車します。

この駅のホーム、大きな屋根が印象に残りました。

 

駅外観。

駅舎は1944(昭和19)年に竣功という、戦中生まれの比較的「新しめ」のモノです。

それでも郷愁を誘う、レトロな駅には変わりないですね。

 

駅内部。

灯りは新しいセンスのデザインですが、それでも駅舎には見事にマッチしています。

 

鳩ノ巣駅よりさらに先に進むと、JR青梅線終点・奥多摩駅に到着します。

山小屋風の、なかなかセンスあるデザインですね。

1997年にはロッジ風の駅舎が評価されて、「関東の駅百選」にも選定されています。

私はここから、奥多摩町のあちこちを歩いてみました。

 

それにしても、東京23区の「外」の光景には、何時眺めても癒されます。

23区もんの99%は、東京23区の外にこれほどまでに自然豊かで美しき景観が保たれていることなど、微塵も知らないでしょう。

23区もんは地球の裏側に居る人でも、SNSで馴れ馴れしく話しかけ、そんな自分たちを「おハイセンスな人間」と自惚れているのでしょう。

しかし、その一方で自分たちの居住している23区とほど近い「奥多摩」という場所のことなど、ほとんど知らない。

それどころか、一部の23区もんは奥多摩の民を

 

「悪の女帝・小池〇合子に与する不届き者」

 

...としか看做していないのです(実際にSNSで見かけました)。

シイタケも栽培しない・永年育成してきた樹木を伐採して柱にも加工しない、エアコンをガンガン効かせたオフィスに通勤しては、パソコンをポチポチするだけで大金を稼いでいるホワイトカラー共が。

自分はそんな「意識高い23区もん」が幅を利かせた挙句、文明が滅びる寸前まで行った未来ディストピアSFを執筆しました。

既に脱稿しましたので、近々エブリスタに投稿します!

 

次回のブログ更新は、東京旅行の第二弾として、奥多摩町を散策した記事をお届けします。

 

皆さん、楽しみに待っておくんなんし!

 

(罵詈雑言・個人攻撃・誹謗中傷大歓迎!)