皆しゃん、うちんブログば閲覧してくれんまして、ありがとうございます!

 

突然ですが先々月、私は親戚の叔父さんからJR九州の株主優待券をプレゼントされました。

叔父さんは関東在住で、JR九州の株を保有しているものの利用する機会が滅多に無いため、株主優待券が送られてきても使い道がない。

そこで今後、その株主優待券を毎年私に譲渡する...とのことでした。

嬉しい限りです。

叔父さん、ありがとうございます!

 

自分もアメブロのテーマ名を「18きっぷと優待券の限界旅」と変更。

10月末に、早速株主優待券を使用してみました。

 

さて、そんな「株主優待券を利用しての旅」第一号は、2023/10/28(土)~2023/10/29(日)の熊本市内での鉄道探訪限界旅です。

今回は、熊本電気鉄道(熊本電鉄)・並びに熊本市電(路面電車)を乗り潰しに出かけました。

 

先ずは熊本電気鉄道について、Wikipedia先生をカンニングしながら予習しましょう!

 

後に熊本電気鉄道(熊本電鉄・熊電)と改名する菊池軌道株式会社の設立は1909年。

1911年に、池田駅(現・上熊本駅)~千反畑駅(現・藤崎宮前駅)が開通しました。

因みに当初は、蒸気機関車を走らせていました。

1923年に、この路線は電化されます。

戦後の1948年に、この鉄道会社は現在の名前である「熊本電気鉄道株式会社」に改名します。

しかし、その後はモータリゼーションの進展に伴い、せっかく延伸した路線の縮小が相次ぎ、1984年には鉄道小荷物取り扱いも廃止されてしまいます。

最後の路線縮小は1986年、御代志駅~菊池駅間の廃止で、以降は現在の形でこの鉄道は運営されています。

 

...というわけで、予習はここまでとして写真を披露いたしましょう↓!

 

先ずはJRの上熊本駅から。

ホームの床が木材貼りなのが、印象的でした。

以前、この駅が改築工事中の頃に、ホームの床が仮組み?の木材だった記憶があるのですが、まさか自分が

「この木材、なかなか良いじゃない?完成後も遺してほしい」

と呟いたので、その案が採用された...ではないですよね?

 

朝も9:00台ですが、早速「くまモン電車」に乗車します。

 

運転台の辺りから、前方を眺めます。

この鉄道路線、架線柱のほとんどが木材を使用しているのですね。

そして踏切の警報音も、独特のものでした。

 

 

韓々坂駅で、一旦下車します。

 

「韓々坂」という駅名、何処となく「朝鮮半島」との関係がありそうです。

ネットで検索してみましたところ、駅名の由来は不明ながらも

「この界隈に大勢のコリアン系の皆さんが居を構えていたのでは?」

という推測があるそうです。

ともあれ、駅の近辺に坂道がありましたので、これ↑が「韓々坂」と呼ばれていたのではないか?と。

 

駅全景。

写真を撮影後に、次の目的地・北熊本駅に向かいます。

 

北熊本駅に到着!

 

北熊本駅の駅舎。

オシャレでかわいらしい駅舎ですね。

如何にも昭和初期からの歴史のあるように見える北熊本駅の駅舎ですが、この駅は終戦直後に竣功されて、改築が施されながらも今に至るまで遺されているそうです。

この駅舎、私の好きな建物のひとつです。

 

 

北熊本駅には、多数の古い電車が保存されています。

私は車両名には詳しくないのですが、通称「青ガエル」や戦前のチョコレート色のレトロな電車・そしてかつては東京都内の地下を走行していた地下鉄車両など、この駅では様々な車両を眺めることができます。

 

北熊本駅を後にして、さらに先へと電車に乗ります。

写真は堀川駅。

熊本市と合志市との市境に所在する駅で、如何にも地方都市らしい景観が展開されていました。

 

 

熊本電鉄終点・御代志駅。

かつては、ここから先にも路線が通っていましたが、今現在は廃線となり跡地は緑化されています。

この駅にて、どうやら中国人らしき観光客のカップルのお二方が、記念撮影をされていました。

自分は基本的に写真に写した方のお顔には目隠しを施すのですが、それでもブログ掲載はご迷惑だろうか...?

何かございましたら、写真を差し替えます。

 

 

もう一カ所の終点・藤崎宮前駅。

熊本市の繁華街には、ほど近い場所に所在しています。

駅は商業ビルの1階に所在しています。

独立した駅舎を有さず、商業ビルの内部にある駅というのも、珍しいのではないでしょうか?

ともあれ、私はこの駅に近いアーケード街にて、ランチ・カフェ・書籍購入・アニメグッズ購入等、忙しなく行動しました。

 

 

昼食・カフェ・買い物の後、私は藤崎宮前駅から再度熊本電鉄の車両に乗り込み、黒髪町駅まで足を運びました。

紫のペンキに塗られたベンチと日除け、なかなか味わいがあります。

何処の駅だったのか、熊本電鉄の別の場所にもかつては味わい深い古いベンチがあったのですが、今は撤去されています。

 

黒髪町付近には、併用軌道が敷設されています。

その点から、熊本電鉄は法律上は「路面電車」の扱いをされているとか。

私はこの場所でしばらく粘って、電車の通り過ぎるところを一眼レフで撮影し、ついでにスマートフォンで動画撮影を行いました。

上手く撮れているだろうか...?

 

ラストは、再度熊本電鉄上熊本駅の写真で。

17:00台ですが、もう日も暮れつつある時間で、やはり秋(=10月)ということを実感しました。

 

熊本電気鉄道の路線ですが、戦後は一貫して縮小が相次いでいますので、全盛期と比べると今は見る影もありません。

しかし、人類の持てる叡智を集結しての例の疫病をも乗り越えつつある今現在、この路線も活気を取り戻しつつあります。

そしてまた、熊本電鉄は木製架線柱・昔ながらの踏切の警笛音・レトロな車両、そして各所のノスタルジックな駅や駅前の景観など、文化財レベルに重要なアレコレが随所に遺されています。

願わくは、それらの「懐かしさ」を何時までも保存していただきたい!

...と、運営事業体の従業員の皆さん・利用されている市民の皆さん・行政関係の皆さん、そして一過性の観光客の皆さんに対して、私は考えております。

 

次回のブログ更新は、2023/10/29(日)に熊本市電を乗り潰した記事をお届けする予定です。

 

皆しゃん、次回んブログ更新ば楽しみに待ってはいよ!

 

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