皆さん、わしんブログを閲覧してくんないまして、ありがとうございます!
これより、2023/07/28(金)に宮崎県西臼杵郡日之影町を散策した記事をお届けいたします!
Wikipedia先生をカンニングしましたところ、この町の起源は神武天皇の時代に遡り、三毛入野命(みけいりののみこと=神武天皇の兄)が「ここは日の影(当時は光のことを「影」と呼称した)が射す土地だ」と宣ったことに因んでいます。
産業としては農林業がメインで、特産品は柚子・栗・金柑・椎茸、そして工芸品として竹細工の生産が盛んだそうです。
名所旧跡には、石垣の村・戸川集落や215基もの100m以上の高さの橋、最近では旧高千穂鉄道廃線跡も人気を呼ぶ観光スポットとなっています。
伝統芸能も盛んな町で、各地の農村集落では歌舞伎の演目・神楽舞など、無形民俗文化財に指定されているものが、今なお伝承されています。
以上で予習を終えまして、早速写真をご覧くださいませ↓!
延岡交通バス青雲橋バス停。
今回旅行した際は、住民の皆さんが延岡に出られる際に用いる県道237号線が土砂災害のため不通となり、代わりに日之影バイパス(国道218号線)を通ることとなりました。
青々とした稲穂の海が、如何にも「夏」という感ですね。
このテの小さな購買所も、山地の小さな自治体には欠かせない「商業施設」です。
町役場近辺。
タイムカプセルを埋めている場所。
日之影町が未来に消滅し、ここに埋蔵されているタイムカプセルも元住民のみならず宮崎県内の誰からも忘却されてしまい、何万年も経過してしまった...ということにはならないのでしょうか?
日之影町役場。
2021年に役場は現在地に移転し、図書館も併設されました。
水害等を考慮して、移転に際しては高台のこの場所が択ばれた模様。
再度雄大な山並みを撮影。
宮崎銀行日之影共同住宅。
銀行の出張所に転属となった行員のための社宅です。
小ぢんまりとしていますが、このアパートが役場に次いで現代的な建物なのでしょう。
今回、私も地理がどうも上手く掴めずに、役場近辺を無駄にウロウロしてしまいました。
写真↑の歯医者さんで日之影温泉駅の所在地を訊ねまして、コミュニティバスの時刻表のコピーまでいただきました。
ちょうどこの歯医者さんの駐車場には、コミュニティバスの停留所がありましたので、自分もここで30分ほどの~んびり待った後にミニバスに乗り込みました。
歯科診療所のスタッフの皆さん、ご親切に道を教えてくださり、ありがとうございました!
...というわけで、街歩きも後半戦です。
コミュニティバスで日之影温泉駅まで移動して、ランチまでの時間を駅近辺の散策に費やします。
「脇見・ぼんやり等の漫然運転追放!!」
と染め抜かれた幟旗。
「漫然運転」という言葉、私の住む福岡県ではあまり聞きませんね...。
何やら古めかしい洋風建築。
戦前に、良く言えば「ハイカラ」・悪く言えば「外国かぶれ」な町民の方が大工さんに建てさせたものでしょうか?
いずれにせよこの建物、文化財に指定されて何時までも保存してほしいと思う。
ガソリンスタンド。
3階建て・そして目映いまでの白壁が印象的でした。
高齢化の進展している日之影町には、こんな道路標識が。
「シルバーゾーン」ですので、高齢者が最優先される道路です。
鉄橋。
どうやらアチラ側の方が、住宅も商店も多かったらしい。
この橋を渡った先の光景も、ついでに撮影すれば良かった...
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高橋書店。
町で唯一(?)の本屋さんです。
...しかし実際に入店してみますと、書籍はほんのわずか・店内の大半は文房具かタバコか菓子・雑貨類で埋められていました。
私はこの書店で郷土史の本でも買おうか...?と思いましたが、確かに陳列はされていましたが高価で¥30,000の旅費しか持参していない自分には手が出せませんでした
観光案内所。
私が訪問した時は、ちょうど閉まっていました。
ここで「日之影町観光案内パンフレット」を、どっさり手に入れたかったのだけどなぁ...。
街並み。
如何にも「山村の集落」という感じですね。
なんだか日之影町、どちらかと申しますと「町」よりも「村」を冠した方がしっくり来そう。
というわけで、一旦街歩きを切り上げて日之影温泉駅にてランチを摂りました。
午後からは旧高千穂鉄道の遺構を辿ったのですが、それに関しましては次回のブログ更新で!
さて今回、暑い最中を地理の掴めない、滅多に訪れない町を観光して思い知らされたことがあります。
それは、
「田舎を広範囲に歩くなら、コミュニティバスは迷うことなく利用すべし」
...ということです。
今回の旅行した際、道路の一部が台風の被災から復旧が為されてはおらず、勢い市街地ではなくバイパスを通っての訪問となりました。
しかしながら、住民の皆さんにしても通学・通勤・通院できないとなると、死活問題になります。
故に、道路が被災して復旧が遅れていても、コミュニティバスはルートを変更してでも住民の足を確保しなければならない。
日之影町、地図を見て自分の脳内でイメージしていた以上に広い自治体で、それをコミュニティバスを利用せずに歩いてみようとなると、途中で熱中症で斃れかねません。
歯医者さんで道を訊ねた際に、コミュニティバスを利用することを選択した私は、手前味噌ながら賢明な判断を下せたわけです。
拙ブログ記事をご覧の皆さん!
コミュニティバスは田舎旅行の「命綱」ですので、農山漁村をご訪問の際は迷わず利用しましょう!!
次回のブログ更新は、先ほど書きました通り旧高千穂鉄道廃線跡を辿った記事をお届けいたします。
皆さん、次回んブログ更新を楽しみに待ってくんない!
(罵詈雑言・個人攻撃・誹謗中傷大歓迎!)