皆さん、ご無沙汰しております。

長らくブログを書きかけて、ほったらかしにしていたのですが、今日は所用により有給休暇をいただいておりますので、ブログ更新とまいります。

 

さて、私は2018年6/16(土)に、甘木鉄道と西鉄甘木線の車両に乗車しました。

今回のブログ記事は、その際のルポです。

 

甘木鉄道は、国鉄分割民営化に際して誕生した鉄道路線(第三セクター)で、観光地・秋月を控えているためか、乗降客もそこそこ多いらしいです。

現在、この路線は基山町(佐賀県)~朝倉市甘木(福岡県)を結んでいます。

一方、西鉄甘木線は、併用軌道の路線・三井電気軌道からスタートして九州鉄道→西鉄福島線・西鉄甘木線と分離し、この裡南半分を占める路線である福島線が、1958年11/27に廃止の運びとなりました。

かつてはこの路線は、福岡県八女市~甘木市を結んでいましたが、現在は路線を縮小して久留米市~朝倉市甘木を結んでいます。

どちらの路線も、住民の足として、そしてビジネスや観光の足として、重宝されていることでしょう。

 

それでは、甘木鉄道・西鉄甘木線の写真を、ここで一挙に掲載いたします↓!

 

先ずは起点の基山駅から。

駅の構造もシンプルで、車両もいわゆる「レールバス」タイプとなっています。

 

それではこの車両に乗って、Let's Go!

 

 

 

一旦甘木鉄道の小郡駅で降車し、付近を撮ってみました。

この辺りには、「甘木鉄道」「西鉄福岡大牟田線」の、二つの小郡駅が所在しています。

高架化されているのは、甘木鉄道の方です。

両小郡駅は、150mほど離れた場所に所在していますが、せめて西鉄の駅舎の方を、甘木鉄道の駅の真下に移転させることは出来なかったのでしょうか...?

 

 

太刀洗駅に到着します。

あまり知られてはいないのですが、この町はかつて、「軍都」として栄えた巨大都市だったそうです。

戦後、「軍都」が潰えて大刀洗町は衰退しましたが、キリンビールの工場を誘致して、この町は立て直しを図ります。

ところが、貨物輸送の主力が鉄道からトラックに代わると、工場からの引き込み線も廃止されてしまい、勢い、従業員(キリンビールと国鉄、並びに双方の関連企業)の離職者も出てきました。

そんなわけで太刀洗町・国鉄甘木線、そしてキリンビールにとり「国鉄分割民営化」は、寝耳に水というよりも「事業を建て直すチャンス」だったのかもしれません。

 

長閑な田園風景を写します。

 

 

終点甘木駅。

南ヨーロッパ風の駅舎がステキですね。

 

秋月まで葛切りを味わいに出かけた後、鉄道探訪後半戦へ。

先ずは西鉄甘木駅から。

レトロ風で、何時までも残ってほしい可愛らしい駅舎ですね。

 

それでは、電車に乗ります。

 

北野駅。

この界隈は、門前町として栄えてきたそうです。

駅舎の方は、西鉄甘木駅に似ていますが、どうも近年になって建て替えられたような感じが...。

 

北野駅のベンチに腰かけてしばらく待っていると、電車が来ました。

 

 

 

お次は学校前駅で降車。

その後、五郎丸駅までテクテクと歩きました。

どうもこの界隈の路線は、西鉄甘木線が併用軌道だった時代の名残のように見えます。

本当に併用軌道があったのか、真偽のほどは定かではないのですが...。

 

五郎丸駅。

2015年に、ラグビーの五郎丸歩選手が話題になりました。

その際に、最短区間150円の切符を、来訪記念として求める観光客・鉄道ファンやスポーツファンもいたそうです。

 

宮の陣駅。

何だか不思議な構造のホームですね。

 

久留米駅に到着。

ここでしばらく過ごした後に、西鉄福岡大牟田線の電車に乗車して帰宅しました。

 

今回は、何時にも増して強行軍でしたが、私自身は充分に鉄道探訪を愉しみました。

次回のブログ記事は、テーマ:フードポルノにて、この日の鉄道探訪と同日に、秋月の葛切りを味わったルポをお送りする予定です。

皆さん、次回のブログ更新にご期待ください!

 

(罵詈雑言・個人攻撃・誹謗中傷大歓迎!)

 

 

 

 

 

 

 

 

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