この記事は、探そうとしている人に本来ならば直接伝えたい事を書いておく。
関係者の実際の氏名と、場所を具体的に表記させてもらった。
具体的にどうしたいのかを伝える為の行為ではなく、私が正気であるならば、その当時の欠落した記憶以外の全てが鮮明に覚えていると信じている事である。
2005.10.8当日、その日は、仕事上の付き合いで、とある人物と、私の父と、私とで飲みに行く約束をしていた。
私は、日中出掛けており、その帰りに一宮の業務用スーパーのATMでお金を引き出す為に駐車した。
その際、白いRV車のリアに付属のタイヤカバーに金色の文字で「刈谷」と書かれた車が、スーパーに最も近い障害者用の駐車スペースに駐車しており、明らかにその筋(極道)の人間と判る異色の一団がその車の近辺でたむろしていた。
何故、その車と一団が目に留まり、記憶に残っているのかと言うと、その日、飲みに行く約束をしている相手から何度も聞かされた名前であり、とある代行運転業者の関係で、「刈谷」という人間と知り合いだから、その筋の人間は怖くないと豪語していたから記憶に残っている。
その後は、何事も無く飲み会を終了させ、帰路に着いた。
だが、後をつけて走る車が居た。
私は、タクシー運転手の後ろの席に座っており、必然的にバックミラーを眺められる位置に居た。
昼間見たRV車とは若干色が違うが、淡い色系統のロングのRV車がつけてきており、タクシーから降りる父と私を家の近くの十字路で下り坂向きに停車して助手席と、後部座席の窓を開け、どの家に入るのかを確認していた。
私の覚え間違いでなければ、その中に昼間見かけた顔があった。
そして、恐らくは、明け方にかけて何かがあり、自分自身の身体に異変があり、記憶が欠落していた。
そのままならば、何一つ気付く事無く、済んだのだろう。
「気のせいだったと・・・」
だが、翌朝、真向かいの家の奥さんに普通に会釈して朝の挨拶をすると、奇異な者を見る目でこちらを見、避けるようにそそくさと家に入った。
真向かいの奥さんは、夜の店(伝え聞くにはスナック)を経営している。
帰宅時間は、私の記憶の欠落時間と重複している。
向かいの奥さんの態度で、不振に思い、
「夕べ、夜中に何かあったの?」
と訊ねた時の、父の驚愕の表情・・・
普段の父との会話では出て来ない、取り繕った猫なで声の優しい口調の言葉・・・
そして、ペットとして飼っているセキセイインコの言葉・・・
以上が、私が真実だと感じている出来事である。
極道の構成員かは知らないが、「刈谷」という男の事は、ソラナックス女も当然知っており、何度も一緒に飲み会の席に同席したそうだ。
私が飲んだ酒量は、ビール中瓶1本・日本酒5合程・焼酎の水割り数杯・・・
年を取って弱くなったとはいえ、酔っ払う酒量ではない。
二日酔いになる程飲もうとしたら、体調のいい日は、記憶の欠落による精神的なブロックがかからない限り、恐らくは未だに日本酒3升程度、ウィスキー等ならば、ボトル1本半以上開けないと二日酔いにはなれない。
呑ん兵衛の土地柄で、普通に呑んで、カクテル・テキーラ飲んで
「少しは酔ったフリしろ」
と、就職祝いにおごってくれた人間に叱られた事がある。
眠いと言うよりも、症状悪化の兆候が出て来たので、この辺で筆を置く事にする。