知的障害者の性被害敗訴について | 浄玻瑠の鏡  ~どんなに謝っても許してもらえないけど本当にごめんなさい~

浄玻瑠の鏡  ~どんなに謝っても許してもらえないけど本当にごめんなさい~

私が警察に言えなかったせいで被害にあった関係者に謝りたくってこのブログを始めよう

と思いました。私自身PTSDを発症し私自身の心を黙殺されて苦しんでいます。いつの

日かスライバーになって心から笑える日が訪れる事を夢見ています。

今朝、寝不足のまま

ボーっとした頭で、

某局のワイドショーを見ていた。


知的障害者の性被害敗訴についての特集から目が話せなかった。


近年、一般成人女性の性被害についても、

心の傷に配慮して、

裁判の再、別室で受け答えできるようにしたり、

極力加害者と顔を会わせることなく、

正確な証言が出来るように配慮していると聞く。


なのに、その裁判所は上記のような配慮をしなかった。


どんなに辛かったのだろう

彼女にとって・・・

彼女の家族にとって・・・

彼女を支援する人々にとって・・・

どんなに居た堪れない気持ちで裁判の行方を眺めていたのだろう。


何一つ、障害の無い一般の女性が性被害を訴えるのにも勇気が要り、

錯乱せずに、冷静に答えられる人など、

誰一人としていないのに・・・

冷静に見えていたとしても、

心の中はコントロールできない嵐が吹き荒れているというのに、

しかも、裁判が終わっても、

一生消えない傷として膿み、苦しみ続けなければならないのに・・・


その裁判に係わった、裁判所の人々に憤りを感じてしまう。


あなた方には人としての心があるのかと・・・


あなた方の、恋人や妻や娘が同じ被害で裁判をする時に、

あなた方は、今回敗訴した知的障害のある女性被害者と同じ扱いをするのですか?

おそらくは、配慮をして、そのような事などはしないでしょう?

容易に想像が付く事です。


法律家として、人権を守る事すら怠った事にも怒りを禁じ得ません。


知的障害者であるから、

一般の女性と違うから、

別室で受け答えをしなくとも彼女が傷付かないと思ったのでしょうか?


その裁判所の方に御訊きしたいです。

「御直秘」 という本を読まれたことがありますか?

読まれた事が無いのなら、

一度、読んでみて、そのこころの悲鳴を

耳を澄まして聴いてみてください。

そして、御自分の心に本当に正しい事をしたのかと

胸に手を当てて考えていただきたいです。


幼子が性被害にあったときは

誰もが皆、より傷付かないように配慮をします。

幼子に対して口にしないでいようとする言葉は、

一般の未成年・成人女性・老齢の女性・障害を持っている

全ての性被害の女性に対して言ってはいけない言葉だと感じています。


知的障害があるから、

日時が明確に証言できないから、

たったそれだけの理由で、

犯人を無罪にしてしまった裁判官に対して、

私は憤りを感じてなりません。