- 板谷 利加子
- 御直披―レイプ被害者が闘った、勇気の記録
体験が、
大人と、
子供の違いがあっても、
こころは、同じように痛いと感じました。
彼女は、大人になって体験したことなので、
私自身が、言葉にして表現できなかった気持ちの混乱を、
もの凄く辛かったでしょうに、
的確に、相手に、分かりやすく表現していました。
内容が、大人と子供の違いがあっても、
フラッシュバックが起きるような内容が多かったので、
個人的には読み進めていくのが非常に辛かったです。
読んでいても、涙が止まりませんでした。
著者を除く、
ごく一部の警察官は、
小児性愛の被害者には言わない言葉を、
大人の女性に対しては言えるのかと、
彼ら自身の中にある、偏見という常識に幻滅しました。
小児性愛の被害者である幼子に対して絶対に言わない言葉は、
大人になった女性に対しても言ってはいけない言葉であると知って欲しいです。