かなり、お堅い研究班から出されている本ですが、
心的トラウマの項目別に
適切な判別方法や、
ケアの方法、
トラウマの種類によっては、
一人一人の心の中にありがちな常識と偏見を
全く同じ内容の文章なのに、言い方を変えるだけで、
人は人をこんなにも不用意に傷つけることが出来るのかという
内容も盛り込まれています。
個人的には、
一般の方々が使用するにあたって、
トラウマの一応の目安とはなりますが、
本格的なセルフ治療が行えるものではなく、
専門家の手助けが必要であるか否かの判断に
使用すると良いでしょう。
最近の様々なトラウマチックな事件を報道で見ていると、
保育園・幼稚園・小中学校等に配置しておいた方が良いのかもしれません。