日本の男女格差は最下位というニュースを見て
相変わらずな我が国の遅れにイラつきます
古い話で恐縮ですが、私は妊娠中もフルタイムで勤務していました
当時は妊娠5ヶ月まで勤務していると保険組合からお祝い金がもらえたので、ほとんどの方は5ヶ月に入ったらすぐに離職するという流れでした
でも私は同居していた義妹ふたりも含めていちばん高所得であった私が離職するということは考えられませんでした
ただ、乳児の預け先である保育園が今よりもっと少なかったし、出来れば3歳までは自分の手で育てたいという思いもあり、出産ギリギリまで勤務しようと決めていました(実際臨月まで勤務しました)
勤務先は制服がありましたが、妊婦で勤務し続ける人はほとんどいなかった当時、妊婦服の制服などあるわけもなく、ひとり私服で勤務していました
通勤電車の混雑を避けたくても、実際には無理で忙しい朝はもちろんですが、帰りのラッシュを避けることも出来ませんでした
何故なら当時はスーパーが遅い時間まで営業していなかったので、なんとしても営業時間内に行かなきゃならなくて必死でした
なので、冒頭の「負けてたまるか」です
ラッシュの電車内でお腹を守れるのは私だけ、あらゆる筋肉(背筋、上腕二頭筋等々)を駆使して守り抜きました
その頃妊婦を守ってくれるような人は皆無でしたね、逆に何で妊婦が混んだ電車にいるんだという白い目で見られていました
胎教で毎日「負けてたまるか」を擦り込まれていた息子は、心底負けず嫌いです
ボクシング🥊や格闘技の世界にいるので負けず嫌いは必須、私が授けた唯一の良い?DNAかもしれません
でもこうして半世紀近く前の出来事を振り返ってみても、あまり変わってない現状にがっかりしますね
政治に関わる女性が少ないのが大きな要因かなと思います
政治家のほとんどが前世紀の遺物のような古い男尊女卑の概念を潜在意識の中に持っていると感じます
教育の場では優秀だなと思う女性も多いので、若い世代の女性に政治に関心を持って参入してほしいと心から思います