おふくろの味、皆さんは何を思い浮かべますか?私は亡くなった実母や義母の味を思う時、かぼちゃ🎃の煮付けを思い出します。




実家の母のかぼちゃの煮付けは、ちょっと変わっていました。
味付けが変わっているのではなく🎃の真ん中の綿も種も一緒に煮付けるんです。
汁はちょっと多めでした。煮上がった種を噛むとツルッと中身が出て美味しいんです。😊




子供の頃からそれが普通だと思っていたので、結婚後に初めてその料理を作った時に、主人や同居していた義妹2名に何これはてなマークポーンと言われて逆にはてなマークはてなマークはてなマークと思ったことを鮮明に思い出します。



その後、一度もそのレシピで作ったことはありません。なぜなら主人の実家は農業もしていましたが、硬い硬い栗かぼちゃ🎃が自慢の作物で、その名の通り栗🌰のような煮上がりでないと認めないと言われたので😓



出来上がった時に煮汁が残っているのはNGで、食べながら胸が詰まるような煮上がりを求められました。←つまり水分は🎃本体から出る水気が中心でほんの少しの煮汁で炊き上げるんです。



現物がないのでイメージですが
このように煮汁が残る煮方ではなく







こんな感じですね。





ただ最近、子供の頃に食べた味が懐かしいです。
実母の味を子供に食べさせてあげてないのが、ちょっと残念に思ってます。




先日、亡くなった私の姉(長女)の娘からかぼちゃ🎃の煮付けの話を聞きました。
なんと種ごと煮付けるレシピを受け継いでいると聞き、嬉しく思いました。



義母の煮付けに種はありませんでしたが、種は別の利用の仕方がありました。



天日に干して乾燥させ、種の中身をすりつぶしてきな粉のようにするんです。
きれいな緑色のきな粉のようなそれは、薄味で煮付けた里芋にまぶしていただくと、それはとっても美味でした。
マネしようと天日干ししてみましたが出来ませんでした😅



どちらも美味しい想い出です。