NHKの番組、「チコちゃんに叱られる」で
辛さに人がなぜはまるのかをやってました。
私も以前、韓国料理の店をやっていた時
常連のお客さんが来るたびに辛さの注文が
どんどんエスカレートしてきて、なんでかなと
疑問に思っていたんです。
人間の味覚は甘味、酸味、塩味、苦味
そしてうま味の5種類。
辛味は味覚ではありません。
人は辛さを味覚ではなく熱さとして
感じているんだそうです。
辛さに反応するTRPV1の本来の働きは
43度以上の熱に反応すること。
↓
43度以上の熱が出ると意識を失ったり
重篤な状態になる。
↓
命の危険が迫る強い刺激に対し
脳は痛みという信号を出す。
↓
痛みという信号で身体に危険を知らせる
↓
正常ではないと脳が判断して
B-エンドルフィンという物質を出す。
↓
B-エンドルフィンとは別名:脳内麻薬
主にふたつの働きが。
① 痛みを押さえる
② 強い快感を引き起こす
こんな流れが身体のなかで起きている
なんて思いませんでした。
確かに辛いものを食べると「痛い
」
と感じることありますよね。
辛さの不思議、
ちょっとだけ理解出来ました。
お店をやっている頃、辛さに対する感度が
日本人の私にはちょっと無理だと思う事が
よくありました。
結構辛いもの大丈夫な方なんですが、
ある程度の辛さを超えると、
辛いというよりただ痛い、そんなふうに
感じていました。
その感覚、間違ってなかったんだなと。
韓国料理は辛いものが多いですけど
子供も好きなトッポギが意外と辛いと
思います。
小さい頃から辛さを少しずつ鍛えている
からこそ食べられるんでしょうね。
番組内で言ってましたけど、10歳位で
大人と同じ辛さに対応出来るらしいです。
ところでこの番組、チコちゃんがどうやって
作られている?のか本当に不思議です。
CGを駆使しているんだそうですが
スタジオで岡村君やゲストの人たち、
「いつも感心している」なんて言ってるけど。
こんなふうな表情を作るの大変なんだってね。
