ドラマ「やすらぎの刻~道」の台詞の中、

‘原風景’とはなんだろうかというのがあって

 

「最後に自分が帰り着きたい最終の風景」

 

では私にとっては何処だろうかと考えました。

 

最近、子供の頃に暮らしていた場所を

懐かしく思い出すことがあります。

東京のど真ん中に生まれ育ったから

何処も目まぐるしく変化をしていて

小学校も中学校もすでに消滅、

そういう意味では懐かしい場所が

少なくなっています。

ただ、ど真ん中だったがゆえに残っている

そんな場所も少なからずあります。

 

千鳥ヶ淵、北の丸公園、

戦没者、靖国神社・・・

 

歴史的な意味合いはさておき

私にとっては通学、通勤途中に

慣れ親しんだ場所です。

 

でもだからと言ってここが‘原風景’?

ちょっと違う気もします。

 

その点、故郷がある主人の方が

わかりやすいかな。

昨年故郷の家屋は解体しましたが

たぶん彼の頭の中には故郷の原風景が

しっかりと刻まれているでしょう。

 

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この風景は私の頭の中にもしっかりと

刻みこまれています。

 

 

ところで・・・

以前、ネットで古い建築物を扱うサイトで

こんな画像を見つけました。

(すみません、画像お借りしました)

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もうびっくりです。

小学校低学年の頃暮らしていた街並み。

あの角を曲がれば我が家があった・・・

何故こんな風景写真が残っていたんだろう。

小学3年で千鳥ヶ淵の近くに越したんですが

その前に住んでいた辺りの風景がものすごく

懐かしい。

ここが私の原風景なのかな・・・

 

そしてこれは子供の頃よく食事や買い物を

していた神楽坂の当時の写真です。

たまたまテレビで見ました。

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左側の「田原屋」というお店、

フルーツパーラーでした。

生まれて初めてフルーツパフェを食べた

想い出のお店です。

もちろん今はもうありませんが。

歩いている人たちが着物姿なのは

あのあたりに花柳界があったからでしょうか。

私にとっての原風景の一部かな・・・