オリンピックが東京に決定され、喜ぶさまがテレビに映し出されて、
その様子を見ながら、はるか昔、1964年の東京オリンピックの頃を
思い出していました。
オリンピックが東京で開催されると決まってから、あれよあれよと
言う間に、いろんな変化が周りで起こり始めました。
今日もそのことを話す知識人がいましたが、大事な日本橋の上に
高速道路が通ることになり、私が住んでいた街の近くでも、その
高速道路のせいで、景観が損なわれた場所がありました。
今度のオリンピックで、その失われた景観を取り戻すことが
出来たら良いのになと思ったりしています。
そう言えば、都内を網目のように走っていた路面電車(都電)も
前回のオリンピックを機に、取っ払われ、その名残の都電が
荒川線として残っていますね。
九段の自宅から港区の三田まで、都電で通学していたことを
懐かしく思い出します。
まぁ、路面電車が復活することはないでしょうけれど・・・
自国で開催ということは、出場権をかけた予選に参戦しなくて
済む競技もありますね。 日本と同じ枠の国にとっては、予選で
日本と戦わずに済むという利点もあるので、喜んでいる国も
あるようです。
昨日、何処かの国では「イスタンブールに決定」という誤報を
流して、あとで修正に四苦八苦したらしいですが、東京落選を
心待ちしていたのかと勘ぐってしましました。
これからの7年間を、どう過ごしていくのか、政治の果たす役割は
大きいと思います。私たちは目を見開いて、見守っていかないと
いけませんね。
今、中学生のサッカー少年は、もしかしたら東京オリンピックに
選手として出場出来るかもしれない、そう思うとワクワクします。
子供たちにとって、ものすごく夢が広がりますね。