今日3月11日、震災から2年が経ちました。
昨日は、震災関係のたくさんの番組が放送されました。
親戚が福島の南相馬市で暮らしているので、あの震災の記憶が
風化することはありませんが、そこで自分が暮らしているわけでは
ないので、どのくらい復興が進んでいるのかわからないことも
多いです。 ちなみに親戚の住む町では駅が復活していないので
電車で行くことも出来ません。
昨日のテレビ番組、あちこちはしごして見ましたが、想像以上に
復興が遅れていることに胸が痛みます。
地震、火災、そして原発。特に原発は、廃炉に向けての処理が
40年かかると聞きますが、それすらもしかしたら希望的観測なの
かなと、子供たちや孫たちの未来を考えると、大きな宿題を
山積みにしたままいることに、申し訳なさを覚えます。
そして、原発がかかえるさまざまな問題、おそろしいほど出る
ゴミの最終的な処分方法がないまま、どうして今まで私たちは
考えなしに電気を作り、使い続けてきたんでしょう。
その解決不能な問題を論議して、その舌の根も乾かないうちに
原発の再稼働の話題を平気でするマスコミや政治家の頭の中は
いったいどうなっているんだろうかと、昨日は頭の中まで煙霧で
覆われた一日でした。
昨日見た、福島原発の中の汚染水を溜めたタンクの山を見て、
それがいずれ海に捨てられるのかと思うと、人間は自然界に
どれだけのダメージを与えたら気が済むんだろうかと愕然とします。
みんなで少しずつ我慢して、原子力発電に頼らない覚悟を今こそ
本気でしなければならないと思います。
もうすぐ郡山で「福魂祭」が開催されますね。
いままでも被災地にたくさんの愛を届けてくれた超新星、
ほかにもたくさんのアーティストが心をひとつにして
素敵なパフォーマンスを見せてくれることでしょう。
被災地のみなさん、ファイティン![]()