アメバニュースより~
寝たいのに眠れなかったり、眠りが浅く何度も目覚めてしまうなどの
睡眠障害。日本人の5人に1人がこの症状を抱えていて、国民病とも
言われています。
そんななか、アメリカの研究で、睡眠障害を抱えている女性は老人
ホームのお世話になる可能性が3倍高いことが分かりました。
睡眠障害と老人ホームの研究
アメリカのジョンズ・ホプキンス・ブルームバーグ公衆衛生大学院の
メンタルヘルス助教授アダム・スピラ氏が、平均年齢83歳の女性
1,664人を対象に、睡眠障害と老人ホームの関係を調査しました。
被験者の女性には、睡眠時に睡眠と覚醒のサイクルを記録する
腕時計型の睡眠覚醒判定装置を装着してもらいました。研究者は
その内容を解析し、睡眠障害の有無を判定しました。
分析の結果、眠ってから目覚めるまでが最も長かった過眠症の女性は、
睡眠障害を持たない女性に比べて、老人ホームに入る確率が2倍高い
ことが分かりました。さらに、睡眠時間が極端に短かったり、何度も
目覚めてしまう女性の場合、老人ホームに入る確率が3倍高いことが
わかりました。
アダム・スピラ助教授は「この結果は、高齢女性の短い眠りが老人
ホームや介護施設に入る原因と関連付けられていることを示して
います」とコメント。
カリフォルニア大学の精神医学教授クリスティーン・ヤッフェ氏は
「ほかにも睡眠不足は、糖尿病、心血管疾患、肥満、うつ病などの
慢性疾患と大きく関連します。十分な睡眠を得られないことは、
高齢者の健康障害を引き起こしたり、日々の行動を制限する
大きな原因となってしまうのです」と指摘します。
日本人の5人に1人は睡眠障害
厚生労働省の調査によると、日本人の成人のうち約36%が
睡眠障害に悩んでいます。5人に1人、つまり1500万~2000万人が
睡眠障害に悩まされているのです。
もし現在あなたが睡眠障害をもっているなら、医療機関にかかって
早めに改善しておくのがオススメです。老いも若きも、快適な睡眠を
追い求めましょう!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
高齢者を対象とした研究結果のようですが、これって、私達にも
あてはまるのでしょうか???
若い頃から、睡眠障害をかかえている身としては、他人事じゃなくて。
大家族だったので、まわりが寝静まってからいろいろとやる癖が
ついて、小学生のころから深夜族でした。
その習慣は、その後もついてまわり、今でも、夜3時近くにならないと
眠れません。 でも、朝は、ワンの散歩のために、遅くとも5時半には
起きなきゃならないから、睡眠時間は通常、3時間弱なんです。
だからといって、日中、眠くて仕方ないということもなく、会社員だった
頃は、普通に勤務していましたしね。
たまには、気付くと居眠りしていることもありますが、眠くて仕方ない
という経験は、ほとんどありません。
こんな私は、老人ホームに入る確率が3倍も高いのでしょうか?
寝ようと思っても眠れないんだから、しょうがないですよね。
いつでもどこでも眠れる誰かさんが羨ましい。。。