リクのひとりごと


スパイスのいい香りが立ちこめる。避難所となった岩手県大槌町の公民館。

底冷えがする21日午前、カレーの準備をするパキスタンやインド国籍

などのイスラム教徒17人の姿があった。


17人は、愛知県春日井市の「春日井イスラミックセンター」のメンバー。

被災者の様子をテレビで見てすぐに支援を決めた。

大量の食材を買い込み、巨大な鍋など調理器具と一緒にトラックで

被災地に向かった。


公民館の一角で寝泊まりしながら、20日はその公民館で約1800食分、

21日には近くの高校で約900食分のカレーを振る舞った。

久しぶりにたくさんの肉が入った温かい食事に、被災者はほおを緩ませた。


パキスタン人のアフマド・ムシュタクさん(40)は語る。

「人種や宗教に関係なく、困った人を助けるのは当然。

おいしい料理を食べて、体も心も温まってほしい」。

                         2011.3.21 21:54 産経ニュースより



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嬉しいですね。 国や宗教を超えての助け合い。

美味しいカレーのスパイシーな香りが、記事から流れてくるようです。