使用済み燃料の保管されているプールへの放水が始まりました。
1回につき7.5トンの量だそうです。
2機のヘリで、交代交代に海水を投下しています。
建屋が破壊され、屋根の部分がなくなっているところからの放水。
本来なら、ヘリコプターがホバリングして(一箇所にとどまって)
放水するほうが効果があるが、被爆の恐れがあるため移動しながらの
海水投下となっているようです。
なんとか、うまくいくことを祈ってます。
今朝のニュースで、この原子力発電を製作したアメリカの企業が
放水をするガス式のポンプ車のようなものを10台日本へ空輸する
というニュースがありました。
なんでも良いから、世界中がこの緊急事態を解決するべく
力を合わせて頑張って欲しいです。
そして、何よりも発電所内で、必死に戦っている人たちに
頭が下がります。 命をかけての任務です。
ひとりで長時間、被爆出来ないので交代交代で作業するため、
人数が足りず、全国から志願者を募ったそうですが、
来年定年を迎えるという男性が志願し現地に向かったと聞きました。
18才からずっと原子力発電所に勤務してきたというその方は
なんとしても自分が行かなければという思いで志願されたと。
現場で、大変な思いをしている方々がいらっしゃる反面、
マスコミに登場し、経緯を説明している方は、みな奥歯に
ものがはさまったような説明しかせず、逆に不安をあおります。
使用済み燃料のプールの存在を、はじめから明らかに
しなかったのは、国民に不安を与えてはいけないという
配慮だというのでしょうか。
今のこの事態は、最初から予測できたのではないかと
腹立たしいです。
また、逆のパターンもあるようです。
今朝、福島県南相馬市の市長さんがテレビで話されてましたが
30キロの屋内待機の範囲を政府が指定したため、現地に
ドライバーが入りたがらず、物資も燃料もまったく届かないそうです。
市のほうで、独自に放射線の測定をしても、3.3マイクロシーベルト、
特に問題のある量ではないにもかかわらず、政府がそのことを
広報してくれないため、郡山までしかドライバーが来てくれないと
言っていました。
北国の方は、我慢強い方が多く、じっと家のなかで我慢の
日々をおくってますが、だんだん生活出来なくなっているはずです。
どうか、市長さんの話を聞いて、物資が現地に届くように
配慮してほしいです。
