台風7号で115万4千戸停電、72%が復旧
【ソウル2日聯合ニュース】韓国電力公社によると、台風7号の影響で
1日午後4時から2日午前9時までに停電した世帯は115万4000戸に達し、
うち72%に当たる82万8000戸については、復旧作業を終え送電を
完了した。 韓国電力は現在、残りの世帯の電力復旧に総力を挙げている。
停電被害は京畿道が43万6000戸、ソウルが23万8000戸、
大田が22万3000戸、仁川が12万5000戸など、中部に集中した。
一方、台風による電柱、電線など配電設備の被害額は、10億900万ウォン
(約7190万円)と暫定集計された。
台風7号の影響でソウルは2日、強い風と雨で荒れ模様となった。
ソウル市庁前のソウル広場には、強風で倒れたイベント用テントなどが
散乱している=2日、ソウル(聯合ニュース)
昨日、ジョンフンも、メッセージの中で心配してましたが、大丈夫でしょうか。
NHKのニュース映像でも、かなり被害が大きいようでした。
また、日本へも戻ってくるようですので、進路にあたる方は注意が必要ですね。
NHKニュースより
韓国では、2日朝早く台風7号が上陸した影響で韓国と日本を結ぶ空の便に
欠航が出たほか、各地で停電が起き、ソウル市内では、地下鉄が運行を
一時見合わせるなど、首都圏を中心に混乱が続いています。
韓国の気象庁によりますと、台風7号は2日午前6時半すぎ、ソウル郊外に
上陸し、最大瞬間風速が30メートルを超える強い風のほか、一時間に
50ミリ以上の雨を記録しました。 この影響で各地で停電が起きているほか、
ソウル郊外では倒れた街路樹や住宅から落ちてきた瓦に当たって2人が
死亡しました。
また、ソウル郊外のインチョン空港から成田空港に向かう2便が欠航と
なったほか、ソウルのキンポ空港は、始発便から午前9時までのすべての便が欠航となったのをはじめ、国内線を中心に遅れが出ています。
さらに、ソウルの地下鉄は、一部の区間でおよそ2時間にわたり運行を
見合わせたため、通勤や通学の客に影響が出て、ソウル市内の学校では
始業時間を2時間遅らせる措置が取られました。
台風は、昼前には日本海に進む見通しで、ソウルなど首都圏では強い雨と
風は峠を越えつつありますが、韓国の気象庁は、山間部や海上などでは
引き続き警戒が必要だとしています。
一方、日本の気象庁の観測によりますと、台風7号は、2日午前9時には
朝鮮半島にあって北北東に進んでいます。 今後、勢力を弱めながら
日本海を東へ進み、3日の朝までに温帯低気圧に変わる見込みです。
その後、温帯低気圧は、北海道付近を通過する見込みで、北海道では
3日の昼すぎから4日にかけて大雨になるおそれがあります。
