小さい頃からピアノが好きだった。

習いたいと思っていたが、兄弟姉妹、大勢の一番下っ端で生まれたため

残念ながら、習わせてはもらえなかった。



私が生まれる前は、家にピアノがあったらしい。

長女や次女は習っていたそうです。 でも、父方の従姉妹が声楽を学ぶため

その家にピアノは譲られていったそうです。 のちに彼女はオペラ歌手になったので

正解だったといえますけど。



ピアノがあった残骸で、ピアノの教本バイエルが家に残ってました。

そこで私は、そのバイエルを学校に持っていって、学校のオルガンを使って

独学でバイエルを制覇しました。 小学5年生のころのことです。

なつかしいバイエルの中から52番のメロディです音譜



hinomaruhonten さんよりお借りしました





そんな娘を不憫に思ったのか、親が中古の足ふみ式のオルガンを買ってくれました。

バイエルが終わっても、本来なら別の教本で練習しなければならないところですが

そこはそれ、独学なので、どうしても曲が弾きたくなり、選んだ曲がベートーベンの

「エリーゼにために」でした。  ピアノの初心者なら必ず習う曲ですよね。 

楽器屋さんでピアノのピースを買って、毎日ひたすら練習しました。

今でも、この曲は弾けるかもしれません。上手じゃないですけど。。。


エリーゼのために

ptna さんよりお借りしてます




ほかにも挑戦したかった曲がありました。 モーツアルトの「トルコ行進曲」 

曲の後半のタンタンタ~ンというメロディのところで、右手の親指と小指が

少しずつずれて弾くところが、どうしてもやってみたくて、ひとり楽譜と格闘したものでした。

これはもう、今では弾けませんあせる



トルコ行進曲

ToonLinkBLS さんよりお借りしてます





一番最初に接した楽器がオルガンであったことが、後々ピアノに挑戦しようとした

私を苦しめることになりました。 オルガンはタッチが軽いので、それに慣れきった私は

ピアノのタッチの重さを克服出来ず、ピアノをあきらめることになったのです。




ところで、おもしろい「トルコ行進曲」を発見!!

次々と移調しながら弾いてます。 普通にだって弾けなくなっちゃった私には目

頭がウネウネします~~~~~~でも、笑っちゃうヾ(@^(∞)^@)ノ



jkalljk さんよりお借りしてます