雨が降ると、必ず思い出す、本当に腹立たしい出来事。


それは、以前、渋谷に勤務先があったころの帰りの電車内で起きた。





その日は、メチャクチャ疲れていて、帰りの電車内で爆睡していた。


朝から一日ずっと雨降り、豪雨に近かった。


傘がビショビショだったので、座席のところに置くのは気が引けたので


電車のドア近くに立てかけておいた。





私が降りる駅まで、急行で二駅。 一駅目で止まったとき、


すぐそばにいた女性が、あわてて降りるのに気付いた。 なんと、私の傘を持ってあせる





その日、本当に疲れていて、頭がボーっとしていて、


一瞬、その状況が、すぐに理解出来なかった。


でも、ドアが閉まったので、あきらめて、ドア付近を良く見ると、似たような傘がある。





「あ~、間違えたんだ。。。仕方ない、この傘借りて行こう、どしゃ降りなんだから」


そう思って、次の駅で降りると・・・





なんと、目の前に、さっきの女性がいる。 


そして、あろうことか「私の傘、返してください」と言うではないか!!





確かに私の手には彼女の傘があった。 しかし、彼女の手には私の傘がない!?


「さっき、私の傘、持っておりませんでしたはてなマーク 私の傘は何処はてなマーク


そう聞くと、黙って指先で、後ろのほうを指差す。



私の傘は、捨ててあった叫び叫び叫び




そしてその女は、黙って立ち去った叫び叫び叫び




ありえないでしょ!! メラメラメラメラメラメラ


自分が間違えたくせに、まるで私が盗んだような言い草パンチ!パンチ!パンチ!


でも、なにが悔しいかって、ごめんなさいの一言が言えない相手にも腹立つけど


相手にきちっとクレームを言えなかった自分が、ものすごく腹立たしい叫び叫び叫び




自分自身のポリシーとして、意見が違ったり、相手が間違っていると思ったら


誰かを経由して伝えるのではなく、自分の言葉で直接話すというのが


自分が一番大切にしていることなのに、言えずに見送ったことが


何より何より、悔しくてたまらないむっ




しかし、前の駅で降りたはずの女性が、何故次の駅で、私の目の前に


現れたのか・・・きっと、あの女性は、降りてすぐに間違いに気付き


隣のドアから再度乗車して、私が彼女の傘を持って降りるのを


見届けていたのだろうと想像出来ます。


そう思うと、ますます腹がたってしかたないですパンチ!パンチ!パンチ!


雨が降るたびに思い出す、悔しい出来事です。