携帯、シャチハタ、ブルガリア ヨーグルト、缶コーヒー、エアドーム、
今では当たり前のこれらの商品が、40年前、1970年の日本万国博覧会
通称「大阪万博」を契機に登場したものだったなんて。。。
昨日のTBSの朝の番組「がっちりマンデー」で取り扱っていました。
大阪万博といえば、誰もがこの映像を思い出しますよね。
かなり大きいですね
だいぶ前の電話の子機よりも、さらに大きい感じですが、会場内で貸し出しされたそうで
何処にかけても無料だったとのことでした。
そして、シャチハタですが、各パビリオンの記念スタンプとして採用されたそうです。
朱肉やスタンプ台が必要ないということが、画期的だったんですよね。
ちなみに「シャチハタ」というのは社名だそうで、商品名ではないそうです
そして、明治ブルガリアヨーグルト~ってハミングしてしまいそうですが
この万博以前は、ブルガリアからの輸入は禁止だったそうで、万博だったので
ブルガリア館に、本場の生のヨーグルトが展示されていたんだそうです。
そこで、明治の社員がそこからヨーグルト菌を持ち帰り、研究開発したものが
「明治ブルガリアヨーグルト」の元になった「明治ヨーグルト」なんだそうですよ。
のちに、ブルガリアの国名を使用する許可をもらい、
晴れて「明治ブルガリアヨーグルト」の誕生となったそうです。
万博がなかったら、このプレーンヨーグルトの誕生はなかったかもしれないと。
このまま食べても美味しかったけど、食べる前にグチャグチャにかき混ぜて
食べるのが好きでした
そして、会場に設置された自販機で売られたのが、缶コーヒーだったそうで
どんな商品だったのか、今もその商品はあるのでしょうか。
最後は、エアドームのお話です。
アメリカ館といえば、アポロ宇宙船から持ち帰ったという「月の石」が売りでしたけど
このアメリカ館の屋根に使われたのが、エアドームだったんですね。
当時は、コンピュータどころか、計算機もなかった時代ですから
微妙な角度の計算だけでも、大変だったそうですよ。
苦心の末、出来上がったドームにエアを入れたとき、製作者たちは
涙がこぼれて仕方がなかったと話していました。
日本人って、すごいよな。。。。。感動しました
余談ですが、主人は若い頃、この万博に行ったそうです。
で、思い出話はないのかと聞くと、
「あんまり何処も混んでいて、嫌になって、すいているインド館に入ったら、財布をすられて
何も食べられず、おなかがすいた記憶しか残ってない」ですって
(写真は、あちこちからお借りしてます、ありがとうございます)