社会人となってからはともかくとして、
貧乏学生だった頃のアルバイトも含めると
覚えてないくらいの職歴がある。
私が学生の頃はまだ、コンビニも○クドもなかった。
(思いっきり年齢がばれますね)
とりあえず定番の家庭教師。
喫茶店のウエートレス
お茶屋さん(企業にお茶を納めていた)
あんみつ屋さん
製本会社
結婚式場
カレーハウスの店員等々、きりがないほど
たくさんのアルバイト歴だ。
そしてちょっと変わったアルバイト
歌声BARの歌手
というのがあった。
歌声喫茶というのが昔ありました。
新宿の「ともしび」とかね。
カラオケのない時代、お店においてある
SONG BOOKを片手にみんなで歌う。
そのBARバージョンだと思ってください。
きっかけは、当時歌が好きで、
いつもギター抱えて歩いていた私に
バイト先のカレーハウスの店長が
紹介してくれたんです。
「BAR?嫌です」と速攻断った私ですが
ホステスはいないし、カウンターの中で
お客さんと一緒に歌ってあげるだけの仕事
と言われ、おそるおそる行ってみることに。
銀座のはずれ、ほとんど新橋に近かったと思います。
行ってみると、確かに今で言う「ショットバー」のような
感じで、ボックスはなく止まり木だけのBARでした。
本当の歌手は時間が来ると歌って
すぐ帰ってしまうので、あとは私が
お客さんのリクエストで一緒に歌ってあげる
そんな感じのバイトでした。
カラオケないから生バンドでしたよ
当時の別のバイトに比べると3倍くらいの時給で
貧乏学生にとってはありがたいバイトだったけど
長くは出来ませんでした。
SONG BOOKにあった曲が、どんな曲だったか
全然覚えてないんですが、困った記憶もないので
たぶん、よく知られている曲ばかりだったと思います。
長く出来なかった理由は二つ。
その① 自分が飲んでない(歌うのが仕事だったので
絶対飲まない)のに、酔っ払っている人を
相手に歌うのが辛い。
その② 基本的に私は愛想がない。
②が大きな理由ですね・・・・・
私をご存知の方はよくおわかりだと思いますが
ベンチャラ(お世辞)が大嫌い、愛想笑いなどもってのほか
これは若い頃からずっとそうでした。
なのに、若いころ銀座あたりを歩いていると
何故かクラブの勧誘の声がよくかかったんですよ。
当時は見た目が派手だったからかもしれませんが
見た目と中身はえらい違いで・・・・
ふりかえってみれば、楽しかった思い出になってます。
どの仕事も、やって失敗だったとは思っていません。
みんな自分のこやしになったと思ってます。
今、仕事は退職してますが、どうしても働く必要に迫られたら
なんでも出来るような気がします。
もうすぐクリスマスですね
そういえば、ケーキ屋さんでもバイトしたこと
あったなぁ・・・・・・