ずーっと思っていることを言います🤔
小学生でピアノをまじめにやってらっしゃるお子さん達の定番であり、ひとつの壁になる練習曲集。
それが、ツェルニー100番からのツェルニー30番。
昔ながらの流れではあるのですが、僕なら小学生には違う練習曲集を与えるかな、と思っています。
なぜなら、技術の基礎ができていないと、指定速度で音楽的に弾く完成度に至るのはまず困難を極めると思いますし、譜読みの分量がそれなりにあるので練習に時間がかかり、それなのにレパートリーとして人前で聴かせるような演奏効果がないという、時間対効果が実に低いことになりがちだからです。
その結果、モチベーションを保つことも難しくなると思います。
もちろん、やりたいと言う子には出しますが(笑)
じゃあ代わりに何使うの?って話は、また別な記事にまとめる予定です📝
個人的には、ツェルニー30番は、それなりに読譜力があって指定速度で弾ける人が、基礎力をさらに磨くための訓練として使うことに向いているなと実感しています。
ちなみに僕は、1番を毎日違う調に移調したり、あるいは左右を入れ替えたりして、練習に使っていたことがあります。
左手で、右の音型をさらうと、154345という指使いになり、初っ端から実にハードなエチュードになります。
腕に覚えのある方、ぜひチャレンジしてみてください😉