英語のリスニングを勉強するのに、

大量の音声を聞くのがいいのですが、

やっぱり教材が面白くないと続きませんよね。


そんな時は、海外ドラマがおすすめです。

海外ドラマだったら、続きが気になるし、

ハマってしまったら何回も見たくなりますからね。


セリフまで覚えてしまえばこっちのものです。

海外ドラマのレンタルはツタヤディスカス がおすすめです。

英語のビジネス雑誌といったら、

NewsweekやTIMEが有名ですが、

The Economistがおすすめです。


情報網と取材力は世界でもトップクラス。

求人広告が銀行の頭取とかレベルが高すぎです。


日本で買うと1000円くらいしますが、

本屋さんで立ち読みしてみるといいでしょう。


奥村美里

眞鍋かをりさんのブログにも書いてありましたが、
ananに山下くんのヌードが載ってるらしいですね。


Heroesというアメリカのドラマを見ていたら、
deserve(~に値する)という単語がたくさん出てきました。

deserveの語源は
良いサービスによって○○をうける権利を有する
という意味なのだそうです。

サービスの対価ということですね。
アメリカ留学

A journey of a thousand miles begins with a single step. Lao-tzu

千里の道も一歩から。                        老子

ペーパーバックをすらすら読みたいと思い、
手始めにハリーポッターを買ってみたものの、
全然進まず途中で止めてしまった
という方も多いかと思います。


最初は1ページ読むだけでも眠くなります。
分からない単語が1ページに何十個もあり、
辞書を引くだけでも時間がかかる。
それで、結局嫌になって止めてしまいます。

ぼくもそうでした。


最初はできるだけ簡単で短い本から入るのが良いです。


おすすめなのは、アメリカの100ドル紙幣の顔に描かれている

ベンジャミン・フランクリンの『the way to wealth』で、
全部で30ページしかありません。

The Way to Wealth The Way to Wealth Benjamin Franklin


国連教育科学文化機関(UNESCO)によると、
本の定義はカバーを除いて49ページ以上あるものらしいので、
これは厳密にはパンフレットに当たるようですが、
とにかく「英語の本を一冊でも読み終えた」という
達成感が重要
なのです。


他には英語の絵本もおすすめです。
絵本だからといって馬鹿にしてはいけません。
英語のリズムを掴むには最適の教材です。


中学生でも読めるくらいの文法ですので、
読み終えることができるでしょう。
ご近所の図書館に英語の絵本コーナーがあるかもしれません。

butterはもちろんバターのことです。
カロリーを考えてバターの代替品を使おうかと思ってしまいますが、
やはりバターの風味は良いですよね。


butterの語源はギリシャ語のboutyron(牛のチーズ)の意味です。
しかし、ヨーロッパよりも早く、
古代のインドや中東で作られていたようです。


ちなみに、「醍醐味」という言葉の「醍醐」とは
バターのような乳製品のことです。

butterという単語が入っている言葉に、butterflyがあります。
バタフライも蝶だというのは日本人にも御馴染みですよね。


これは、中世ヨーロッパの、
蝶に化けた魔女が乳製品の残り物にとまる
という迷信から生まれたようです。

ブタンという名前は聞いたことがあるかと思います。


LPガス(Liquefied Petroleum Gas = 液化石油ガス)にも入っています。
英語ではbutane(ビュテイン)です。

ブタンは炭素と水素から成る炭化水素なのですが、


これが特に腐ったバター(rancid butter)から発生することから、
バターのラテン語のbutyrumと化学物質を表す接尾語の-ane
を組み合わせてbutaneになりました。

pedestrianというのは「歩行者」という名詞です。

ped」が最初にが付く単語は「」に関係しています。


例えば、日本語にもなっているペダル(pedal)はラテン語のpedalis
が語源です。pedalisは「足の」という意味です。


もともと、pedalはオルガンのペダルのことでしたが、
その後、自転車を足でこぐ部分にも適用されました。


他にも、pedigreeという言葉があります。
これはペディグリー・チャムで御馴染みですが、
「系図」や「血統」という意味です。
では何故、系図や血統が足に関係あるのでしょうか。


pedigreeは古代フランス語でpied de gruが語源です。
「鶴の足」という意味です。
家系図を思い浮かべてください。


枝分かれしていて、何となく鳥の足のような感じです。

冒頭のpedestrianに戻りますが、
pedestrianというのは「足で歩く人」、つまり「歩行者」
という意味になります。

バグ(bug)の基本的な意味は昆虫です。


日本人にとってバグと言えば、
テレビゲーム(video game)の画面が突然止まることを
「バグる」などと呼ぶので御馴染みだと思います。


コンピュータに関する欠陥をバグと呼ぶのは有名ですね。
1947年にハーバード大学のマークIIコンピュータの不調の原因が、
回路に挟まった蛾(moth)だったことから、
昆虫を意味するbugがコンピュータの欠陥を意味するようになりました。


というのが、通説なんですけど、


それ以前の1879年のエジソンに当てた手紙の中で
bugが「機械の欠陥」という意味で使われています。

どうやら、エジソンがbug=欠陥と使い始めた人らしいのです。


他にもbugには「いらいらさせる」
という動詞の意味もあります。
欠陥といらいらさせるは結び付けやすいですね。

breakfastが朝食だというのは、
日本でもブレックファーストと使われるので、
それほど英語に馴染みの無い人でも分かると思います。


では、何故breakfastが朝食なのでしょうか。
そういう決まりだから、と言われればそれまでですが、
breakfastを分解してみてください。


breakとfastです。


breakは「壊す」、fastは「断食」です。
つまりbreakfastとは断食を破ることなんですね。


fastには元々、「しっかりつかむ」という意味があり、
転じて「自制する」という意味から「断食」になりました。
「Fasten your sheatbelt.」で御馴染みの
fastenがシートベルト等をしめる
という意味になるのもこれで納得ですね。


今日のポイント
①単語を分解してみるといいかも。
朝食はしっかり食べること。

人はただ自分の愛する人からだけ学ぶものだ

                             ゲーテ


教材を選ぶ時に重要なのは、自分の好きなものを選ぶことです。


日本語の本を読むにしても、文体の相性があります

例えば、村上春樹の文体が好きな人は、村上龍の文体が苦手かもしれません。

母国語だからといって、何でも読めるわけではありませんよね。

ぼくは、読むのが比較的早い方なのですが、

ドストエフスキーの『罪と罰』は、全然進みません。

1日に20ページくらいしか進みません。


そして、英語にもそれは当てはまります。

英語の文体にも合う合わないがあります。

小説だったら、

マイケル・クライトンの文体は読みやすいけれど、

マイケル・コナリーの文体は読みにくいです。


週刊誌だったら、一般的に

『Newsweek』より『TIME』の方が読みにくいですし、

更に『TIME』より『The Economist』の方が読みにくいと思います。


つまり、何が言いたいのかというと、

読めないからといって、その原因が英語力の欠如だとは限らないということです。

一人一人、合う文体が異なるのですから。

だから、色々な文体を試してみると良いと思います。


次回は、具体的にどんなものを読んだらいいのかについて書きます。

アメリカほど、健康と体形に気を使っている人と、
そうでない人の差が激しい国はあまり無いと思います。


筋トレ(workout)と言えば、腹筋(abs)か上腕二頭筋ですよね。

腹筋は正式にはabdominal musclesなんですが、長いのでabsと呼ばれます。
通販の腹筋を鍛える製品の名前が大抵「アブ○○」なのはこの為です。


ちなみに、モナカアイスみたいに割れている腹筋のことをsix-pack absと言います。


上腕二頭筋をbicepsと言いますが、
これは日本語の文字通り、ラテン語の「2つの頭」に由来します。


注意が必要なのは、
bicepsと最後にsが付いていますが、基本的に単数形です。
複数形だとbicepsesです。


しかし、bicepsで複数の意味に使われることも多いです。

muscleが筋肉なのはご存知ですよね。


これはラテン語の「小さなねずみ(musculus)が語源です。
特に上腕二頭筋が動いているのを見て、
ねずみみたいだということで、このような名前が付いたようです。


今日のポイント
①bicepsは単数形。でも複数形でもある。
②アヴリル・ラヴィーンのことをアグリル・ラヴィーンて言わない。