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奥女中
薄(すすき)

最大の見せ場

実況中継…

「あれ、何やら、天守下が騒がしい。」

と言って舞台のキワまで進みます。





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天守下で巻き起こる武士達のてんやわんやを薄さんの語りだけで観客に想像させる場面。





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この場面、初演の頃は現代語に訳したり、現代語を語ってから原文を語ったり…などしたこともありました。現在は、時折短い解説は入れるものの、この場面も含め、全場面を原文のまま演じています。

それで伝わる…と確信を持てたからです。

泉鏡花の美しい日本語は、そのまま演じなくては意味がありません…。





溜め息が出るほどに美しい日本語の数々…

これは日本人として、ぜひとも継承し続けたい作品です。



つづく…

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姫川図書之助(ひめかわずしょのすけ)の登場。


工事現場のアイテムで統一された舞台演出。


重要な小道具である雪洞(ぼんぼり)は工事現場の重要アイテム=誘導棒です。


写真にはありませんが、劇中の兜はピカピカのヘルメット。

兜に対して、劇中
「勝ち戦のうしろの方で、矢玉の雨宿りをしていた、ぬくいのらしい。」とい台詞があります。

仕事をしていない兜
=ピカピカのヘルメット
という演出にしました。





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富姫夫人と図書之助の美しい会話。

この場面、

本当に月の光が天守の五重に差し込んでいるかのようで美しいのです。写真では伝わらない!!

照明の中村浩実さんのセンスが光ります!

この緊張感…

凛とした空気感…

劇場に魔法がかかります。





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つづく
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亀姫様に仕える

朱の盤坊
(しゅのばんぼう)

ご登場!


女の童
(めのわらわ)
とのやりとりが可愛いひと幕。





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富姫夫人の妹分
亀姫さま御一行のご登場

遠い猪苗代からのお客様…



朱の盤坊と舌長姥(したながうば)は
小指で持ち、残りの指で鈴を鳴らします。

亀姫様は肩に背負い、肩と頭で操演します。

小指の筋肉もっとつけないと…w
小指がつる寸前です!!w



亀姫様の最初の台詞は


「お許し。」

現代語にすると

ごめんくださ〜い

の高貴版というところでしょうか。


美しい日本語です。





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亀姫「お姉様(あねえさま)、おなつかしい。」

富姫「私もお可懐(なつかし)い。」





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生首登場!

はい…
生首は本物の白菜で表現しています!

白菜の写真がなくて残念。


公演時期によってはこのまるごとの白菜を仕入れるのに苦労します。

なくてはならないアイテム…


人工的な素材で構成された舞台や人形美術の中、この、生の白菜がとても引き立ちます。

そして生首…としての見立て芝居がとても良い感じで成立するのです。


ストーリーの説明は割愛させていただきますね。




つづく
4年振りの上演となった「天守物語」

リハーサルの様子を納めた写真を幾つか掲載いたします。

舞台の空気感を少しでも感じていただけたら!



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冒頭のご挨拶と解説シーン

この拍子木…ウン万円します…汗
さすが、音が違います。

私の顔に固定してあるマイクヘッドセットが拍子木の音をひろい過ぎてしまうため、拍子木を打つ瞬間だけはマイクをオフにしています。ラストシーンでの拍子木の場では、あえてマイクを活かします。





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工事現場のアイテムで統一された現代的な演出です。


鏡花の作品は気品高いのと同時に、麗しい滑稽さもあるのです。また、古典が現代に繋がっていること、見立て芝居による想像力の刺激…

色々な思いをこの演出にこめています。





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天守夫人
富姫の登場!!

緊張の場面です。





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出掛けている最中のことを話す長台詞。

序盤の見どころのひとつです。

本当に美しい台詞です。

「天守物語」の上演がないときでも、この台詞をよく口ずさんでいます(笑)。



つづく…。