9月21日は敬老の日です

なんくる家でも数回に分けて敬老会を開催しました

 

利用者さん一人ひとりに対しての感謝の言葉が書かれた感謝状を渡し、

記念品とお写真をプレゼントしました

 

感謝状を読み上げる途中で嬉し涙する利用者さんがいたり、

恥ずかしそうにされる方がいたり、

真剣な顔で聞いて、皆さんとても喜んでいただけました

 

職員からのプレゼントとして、楽器での演奏を披露し、

利用者さん達と一緒に歌を歌いました

 

さらに、お楽しみ会として企画されたのが、

 

「尻相撲」!!

 

職員は全力のメイクをし、

利用者さんが行事をしてくれたりと、

職員も楽しむことで、利用者さんも楽しいと思う って空気が伝わってきます

 

 

例年は外部のボランティアの方をお招きしていましたが、

今年は控えさせていただきました

その分「どうやって楽しんでもらおう?」と考えて、こんなにも面白い形が出てきました

 

 

以下は管理者の方の言葉を使わせていただきます

 

 私としては、1年間でこの日(敬老の日)は特別な日に感じています。

 10年前利用者様が0名の日もあり、来所されていても2~3名だったりとで、

 行事をしても盛りあがりに欠けていたりと寂しい思いをしてきたのを今でも思い出します。

 今となっては、10名前後の利用者様が毎日来所してくださり、また、ありがたいことに

 なんくる家がいいと新規のご紹介も沢山頂けるようになりました。

 これも、職員の方が利用者様を中心にどんな時も必死に関わってくれたおかげだと思っています。

 大変感謝しています。

 

また、この日はこども園の調理の担当者も手作りのあんこクッキーを差入れに持って来てくれました

お休みの日にも関わらず、なんくる家の行事に顔を出してくれたことにとっても感謝しています

 

 

 

 

様々な関りの中で長い年月を過ごされてきた利用者の方々ですが、

認知症と言う病気によって、その関りが急激に過去のものとなってしまう事が多いです

 

もちろん、みんな一生懸命に生きていて、より良くしようとしていますので、

誰が悪いという話ではありません

社会が悪い、行政が悪い という話でもありません

 

ただ、認知症になってしまった人たちが

安心して過ごすことが出来る一助になんくる家がなれたらと考えます

 

 

 

とても良い敬老の日を過ごしていただく事が出来たと思います