なずな児童クラブの園舎を建替えます。

 

 

 

この度、建替えに踏み切ったきっかけは、度重なる地震などの自然災害に不安を抱き、

全施設の耐震強度計算を改めて行ったことにあります。

 

その結果、なずな児童クラブの耐震強度が国の定める基準に足りていない事が分かりました。(実際は、日本家屋と同じような工法で作っているため、揺れて吸収する構造となるので倒壊ほどの危険があるかと言うと疑問ではありますが、、)

 

 

しかし、計算の結果出てしまった数値がある以上は、

出来ることをしていかなければなりません。

 

 

また、補強という事も考えましたが、単純に壁を増やしていかなければならないとのことであり、こどもたちの生活に大きく影響が出るという事から、建替えという判断に至りました。

 

 

9月10日から工事に入り、何とか年度内に完成しなければなりません。

在園児と保護者の皆さん、地域の方々にはご迷惑をお掛け致しますが、

ご理解のほどお願いいたします。

 

 

 

 

なずなの象徴ともいえる築山も一旦は撤去します。

昔は運動会もなずなでやってたな~

 

 

なずなの玄関

学校帰りのこどもたちを「おかえり~」ってお迎えします

 

 

梁が組まれた屋根

 

 

学童の待機児童問題を受けて増築した御縁

 

 

 

台所

 

 

 

ロッカー

 

 

決して使いやすいとか、快適を追求した造りではないけれど、

温かみがあって、親しまれている園舎だと思います。

 

 

 

なずな児童クラブが出来てから約23年。

放課後健全育成事業として、中津で初めて取り組んだのがなずな児童クラブです。

 

当時は今みたいな補助金はなく、親たちの寄付やお手伝いを頂き大変な苦労を掛けてやっと建った施設と聞いています。

 

 

学校が終わった後に家で一人で過ごさなければならない児童の安全、

そしてだんだんと地域で群れる事の出来なくなってきたこどもたちの変化を懸念し、

小学生になっても一人ひとりが大事にされる様、保育園からの連続した育ちをこどもたちに与えたいという思いが発端でした。

 

 

とっても、とっても、思い入れ深い施設であり、

建て替えるという決断については本当に心苦しくも思っています。

 

 

 

 

 

 

思い出いっぱいのなずな

 

 

 

 

 

卒園児のみんながに遊びに来てくれると嬉しいです。

トッキーも、あっちゃんも、仲さんも、由美ちゃんも、花ちゃんも みんなで待っているからね^^