“認知症”って知っていますか。
「認知症は病気です」
このことを知っている人はいるかと思います。
でも、なんで認知症になるのかや、自分も認知症になるかも知れないと感じている人は少ないと思います。
認知症はかつて痴ほうやボケと言われており、加齢に伴う症状の一つであると言う認識しかありませんでした。
医学的に立証された後も、一般的な認識として「認知症が病気である」と言う知識が広がるのには時間が掛かりました。
もしかしたら、
「認知症は“病院で医師により診断される”病気です」
となると、まだまだ実感として根付いていないのではないでしょうか。
今回、認知症を勉強するため、なずな児童クラブの児童とその保護者を対象に“認知症キッズサポーター養成講座”として、市役所、社会福祉協議会、なんくる家の職員の方々が講師として講座を開いてくれました。
この講座を受けたら認知症サポーターとして認定されます。
認知症サポーターってなに? と言う方は下のHPを確認してください^^
https://info.ninchisho.net/care/c150
5人の方々に講師として来ていただきました。
当日は40人の児童と8人の保護者といった、とても大勢の方々に集まっていただきました。
プロジェクターを使ったお話の後は、児童から選出された読み手さんによる紙芝居です。
みんな恥ずかしがっていたけど、なんだか嬉しそうww
大勢の前でしたが、とっても上手に読めました^^
土曜日にこんなにたくさんのお友達が集まる事は少ないし、低学年の子どもたちには難しいお話もありました。
少しざわついた時もありましたが、仲間が読み手として頑張っている時はしっかり聞けました。
認知症について、少しでも興味を持ってくれたら成功です
お家でも認知症について話してみてください^^
さて、2025年には5人に1人が認知症になっていると言われています。
認知症は加齢とともに発症する可能性が高くなりますが、年齢に関係なく発症する事もあります。
65歳未満の認知症を若年性認知症と言い、若年性認知症になった方が発症をきっかけに職を失い、そして、社会との繋がりが持てなくなるという問題が社会問題として取りざたされています。
認知症は決して他人事ではないんです。
認知症になっても安心して過ごせる世の中を作らなくてはいけません。
超少子高齢化社会に入った今だからこそ、地域力を高めるチャンスだと思います。
世の中にはたくさんの 生きずらい人たち がいて、その人たちは居場所を探しています。
これからの如水は認知症をきっかけに、そして人の事を自分の事として捉える「我が事(わがごと)」をキーワードに、全ての人たちがにこやかに暮らせる世の中を作りたいと考えています。
出来ることは小さいかもしれないけれど、そんな世の中を目指して、認知症サポーター養成講座も継続していきたいと考えています。
次は、10月10日 16:30~17:30 如水こども園 で保護者を対象とした講座を開きます。
今のところ参加者が少なくて困っています。
もしよろしければ、飛込でも構いませんので、顔を出してみてください。
よろしくお願いします^^