樋口隆康『日本人はどこから来たか』 | 歴史愛~歴史を学び、実生活を豊かにする~

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「温故知新」とは言いますが、世の中を見渡すと表面的な教訓ばかりでイマイチ実生活に活かすことのできない解説ばかりです。歴史的な出来事を、具体的な行動に置き換えて実生活をより豊かにし、願望を実現する手助けになるように翻訳していきます。


※こちらの記事は、平成19年5月27日に書かれたものです。

随分前、高校生くらいのときに読んだ本。
読んだあとで知ったが、当時の高校の教科書とかにも図版が引用されているような普通に学問的な本のようだ。でも内容はわかりやすく、堅苦しくなく読める感じ(高校生の僕が読めたのだからw)。




一般的にわが日本国は「単一民族国家」という建前を謳っているが、周知のとおり、まったくもって「単一民族国家」などではない。
(これは僕の認識だが)大きく分けて、少なくとも「大和(やまと)民族」、「隼人(はやと)・沖縄(おきなわ)系民族」、「アイヌ民族」の三種類が混血し合っているようだ。
さらに、その中でも「大和民族」がわけがわからず、大陸からの漢(かん)民族や朝鮮(ちょうせん)民族などとその他の民族が混ざりあった(かといって、漢民族、朝鮮民族の血がベースになっていたり、強く流れているとも言えない)、まったくルーツのわからない民族なのである。
(注:しかも「漢民族」自体も「古代国家『漢』を構成していた人々(とその子孫)」というだけの意味で、DNA的に「漢民族」という人たちがいるわけではない)


日本古代史に興味のある方は、下記リンクをタップしてください:
川副武胤『古事記の世界』

同関連記事:
井上辰雄『熊襲と隼人』

同関連記事:
水野祐『大和の政権』


そういうことが書いてある本です(笑

日本にはもともと原住民がいたのか、「徐福(じょ ふく)」の伝説のように江南(こうなん)から渡ってきた民族がベースなのか、南洋(なんよう)の航海民族がルーツなのか、朝鮮半島から渡ってきた人々がルーツなのか…

うんちくの情報源にどうぞ(笑


その他古代史についての記事:
森田悌『受領』

同関連記事:
庄司浩『辺境の争乱』

同関連記事:
阿部猛『摂関政治』


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