村山孚『孫子・呉子』 | 歴史愛~歴史を学び、実生活を豊かにする~

歴史愛~歴史を学び、実生活を豊かにする~

「温故知新」とは言いますが、世の中を見渡すと表面的な教訓ばかりでイマイチ実生活に活かすことのできない解説ばかりです。歴史的な出来事を、具体的な行動に置き換えて実生活をより豊かにし、願望を実現する手助けになるように翻訳していきます。


broquitosによるPixabayからの画像
※こちらの記事は平成20年8月31日に書かれたものです。

こんばんは。
今回は村山孚氏の訳と解釈による徳間書店の「中国の思想」シリーズ第10巻の『孫子(そんし)・呉子(ごし)』についてです。

僕が『孫子』という書物の存在を知ったのは確か10歳くらいのとき(笑

『ジョジョの奇妙な冒険』という漫画中で主人公が(ジョセフ・ジョースターですが)、「兵は詭道(きどう)なり」とかその辺の言葉を引用していたことで知りました。


『孫氏』に言及している記事を読みたい方は、下記リンクをタップしてください:
新井城の戦いから学ぶ―慎重に準備し、且つ大胆に行動すべし

同関連記事:
姉川の合戦-即座に方針転換する

同関連記事:
安芸城の合戦―「タイミングの勢法」の威力





そのときはさすがに『孫子』自体は読まなかったのですが、ジョセフ・ジョースターにはあこがれ続け、『孫子』の存在はずっと気になっていました。

『ジョジョ~』関連の記事:
スティール・ボール・ラン15巻

その後実際『孫子』(正確にいうと『孫子』の日本語解説書)を読んだのは高校性のときで、図書館から借りて読みました。

そして大学生になってから別の解説書を買って読み、さらに最近この村山孚さんの訳本を買いました。

でも、本当は『孫子』が読みたかったんじゃなくて、『呉子』が読みたくて買ったんですよ。

上に書いたように『孫子』は穴の空くほど読んでいて、格別必要ではなかったので。
ただ、村山孚さんなりの解説があって面白かったし、『孫子』や『呉子』の他にも、いわゆる「武経七書(ぶけいしちしょ)」といわれる『尉繚子(うつりょうし)』、『六韜(りくとう)』、『三略(さんりゃく)』、『司馬法(しばほう)』、『李衛公門対(りえいこうもんたい)』や『孫臏兵法(そんぴんへいほう)』も収録されていて、かなりお得でした。

『孫子』に関しては、現代ビジネス社会に合わせたキャッチーな解説書がたくさん出ていて、かなりとっつきやすいと思うんですが、あんまり僕はそういうのは読みたいとは思わないんですよね(笑

結局、そういうキャッチーなものにつられてしまうという行為が、逆に『孫子』にのっとって敵に誘い出されているような気がするので(笑

まぁ、人の行為にはそれぞれ意図があり、不可解な行動には必ず隠された目的が存在する。しかも、自分自身が必ずしも自分自身の意志で動いているとは限らない、ということでしょうか。僕自身も含めて。

さらに、『孫子』を読んでいたとされるナポレオンは最終的には敗退し、毛沢東(もう たくとう)もいつでも順風満帆であったわけではないという史実は、とても重要だと思う。


その他『孫氏』への言及のある記事:
世の中は「巧遅」よりも「拙速」であるほうが結果が出やすいのに、「巧遅」の方が高級だと思っている人が多い気がする

同関連記事:
ハリー・ポッターと賢者の石

/
記事を読んでいただき、ありがとうございました!他の記事もぜひご覧下さい!

twitterfacebookでのフォロー、お待ちしてます!


☆「この人の書いてること、ちょっと面白いかも」と思った方はぜひメルマガ登録してみてください!

歴史を学んで、知識をつけるだけではなく「歴史を活かして自分の生きたい人生を歩む」というテーマで、ブログでは語れない話などを書いています。

↓こちらの画像をタップしてください↓


また、メルマガに登録してメルマガに記載されているメールアドレス宛にリクエストを送っていただければ、順次お応えします。

・○○(武将、合戦等)について語ってほしい
・大河ドラマ(『軍師官兵衛』以降)について語ってほしい
・今、○○について悩んでいるが、どの武将を参考にしたらいいか

…等々

ブログと違ってほぼリアルタイム配信なので、会話をしているかのようなコミュニケーションが楽しめます!

登録、お待ちしています!

※メルマガが迷惑メールフォルダや「プロモーション」フォルダに入っている可能性があります。
毎週火曜日に配信しているので、必ずチェックして、迷惑メールフォルダ等に入らないように設定しておいてください。




ブログランキング参加中!
クリックをお願いします。

にほんブログ村 歴史ブログへ
にほんブログ村


歴史ランキング