皆さん,こんばんは.Joshuaです.

今日はスマートフォンなどでも有名で,世界の携帯電話会社のトップのシェアを占めている韓国の「Samsung Electronics(サムソン電子)」の話題を,本日(7月14日)の"The International New York Times"の第一面より,ご紹介したいと思います.

サムソン電子もたくさんの種類のスマートフォンや電化製品を製造している世界でも有名な企業のひとつですね.

そんなサムソン電子も他社との競争に打ち勝つために,低価格競争に悩まされているという記事をご紹介したいと思います.

タイトル: Samsung besieged by low-cost competition
サブタイトル Investors are wondering if it will push innovation or cut prices to match

タイトルでは,「サムソン電子は低価格競争に悩まされている」とあります."besiege" とは,正式な言い方で,軍隊などが街や要塞などを長期にわたって包囲するという意味の単語です.そこから転じて,人を要求などで攻めるとか,疑惑などで人を悩ませるという意味にもなります."low-cost competition"は,低価格競争ですね.

サブタイトルでは,「投資家達はサムソン電子がイノベーション(技術革新)に打って出るか,あるいは,対抗できる価格を下げるのか判断に迷っている」とあります.

"investors"とは,「投資家(達)」という意味ですね."be wondering if..."で,「何々かどうかということについて当惑している,自問自答している」という意味です.if節以下は,ふたつあって,イノベーション(技術革新)を押し進めるのか,あるいは,ライバル企業に対抗できるように価格を下げるのか,ということです.

記事を細かく読んでいくと,一年前の同じ期の四半期の利益よりも25%低い利益が期待されているとあります.また,他の要因としては,急激に市場シェアを高めている中国企業(Xiaomai や Huaweiといったような)とのし烈な競争に非難を示しているともあります.

世界の一流企業ともなると,新しく技術革新を行うのか,それとも価格を下げて競争するのかという選択肢に迫られてくるのです.それは,日本の企業にも言えることで,新たな技術を獲得して市場の優位性を保つか,あるいは,価格を下げて競争するのかということです.どこの企業でも同じことが言えますね.

今夜は,そんなし烈な競争にさらされているサムソン電子の話題を"The International New York Times"の第一面より,お届けいたしました.

Joshua