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箱根や静岡の展望の良い山に登ると、誰もが富士山に目を奪われ、
その南にある地味な、しかしゆったりとした稜線を引く山に注目する人はほとんどいないかのようです。

 

 

 

 

 

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(東海道由比・薩埵峠からの富士山と愛鷹山。2010/12/12撮影)

 

 

 

 

しかしその生い立ちは富士山より古く、(いや、富士山が新し過ぎると言うべきか。)
全てを歩こうとするとその懐の深さから寧ろ富士山よりも難しい。

 

 

 

 

主なピークは最高峰の越前岳(1504.2m)、見るからに険しい鋸岳、
名前の由来が気になる位牌岳(1457.5m)、愛鷹明神の祀られる愛鷹山(1187.5m)などですが、登ったことがあるのは比較的アプローチが容易な越前岳だけです。

 

 

 

 

御殿場駅からの路線バスが本数が少なく、タクシーで須山の先の登山口へ。
大沢林道を20分ほど進んだ先から山道に入ります。

 

 

 

 

愛鷹山荘は無人ですが一度泊まってみたいなと思わせる、とても可愛い山小屋でした。
なぜか写真無し。

 

 

 

 

山荘からすぐに富士見峠。ここからは尾根伝いに登る一方です。

 

 

 

 

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鋸岳の展望。

 

 

 

 

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北白ガレンと呼ばれる絶壁から。
この辺から霧氷が咲き始めました♪

 

 

 

 

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圧巻の霧氷。

 

 

 

 

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富士見台にて。
何だかんだで、まだ若い(笑)

 

 

 

 

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鋸岳が目の高さよりも低くなり・・・

 

 

 

 

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越前岳頂上に到着。
宝永火口を抱く富士山の雄姿は残念ながら眺められませんでしたが、
素晴らしい霧氷に大満足でした♪

 

 

 

 

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麓は眺められました。

 

 

 

 

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下りは北の十里木高原へ。振り返る越前岳。
ここからもバスの時刻と合わず、タクシーで富士宮へ出ました。

 

 

 

この日は下部温泉に泊まり、翌日毛無山に登る予定だったのですが、
雨天のため断念したのでした。