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越後川口駅にて、急行うおのです。新潟十日町間で運行されていました。
ただし、越後川口⇔十日町間は普通列車扱いでした。行先表示が「新潟⇔越後川口」となっているのはそのためです。
車両はもちろん、キハ58系気動車

 

 

 

 

この急行は、新潟県内だけを走っていたことになります。
北海道を除き、単独県内だけで運行されていた優等列車って、ちょっと珍しい。
パッと他に思い付くのは、岩手県内の急行「陸中」「リアス」くらいしかありません。

 

 

 

 

 

 

しかも一日1往復で、十日町を朝9時ごろに出発、復路は新潟発が19時ごろと、
地元の人しか乗りようの無い運行形態でした。

 

 

 

 

 

 

しかし上越新幹線が開業してしまえば、この急行の廃止は確実。
そこでかなり強引に乗りに行ったのでした。
実際、1982年11月に廃止されています。

 

 

 

 

 

 

長岡駅から乗った急行「野沢」を越後川口駅で降り、待つこと約1時間半。
折り返しは9:36発。わずか30分弱で長岡駅に戻りました。

 

 

 

 

 

 

普通は電車が走る電化路線をディーゼル車で行くと、
「これから里へ帰るんだなぁ。」という気分を思い出してしまったり、
「この列車の行く先には、どんな長閑な風景が広がっているんだろう・・・?」と想像してみたり、
いつも何とも言えない感慨が胸に湧き上がってくるのです。