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上野駅にて、特急ひばりです。上野仙台間を東北本線経由で運行されていました。
写真が激しくボケているのが残念なのですが、捨てられません。

 

 

 

 

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これが乗車当日の特急券。
仙台から東京への帰途、特急ハシゴの二発目です。

 

 

 

 

 

 

こちらも485系電車による普通車自由席が3両、指定席7両、グリーン車指定席1両、食堂車1両からなる、計12両編成。
これが当時、実に13往復も運行されていました。
まさに、東京と仙台を結ぶ列車の主力だったのです。

 

 

 

 

 

 

それが、東北新幹線が開業するとこの列車名は消えてしまいました。
東海道新幹線の「こだま」に相当する仙台行きの列車には「あおば」という名が与えられたのです。
理由は、おそらく青葉城址に因む観光戦略によるものだったのでしょう。

 

 

 

 

 

 

しかし、誰が仙台までトロトロと「あおば」で行くでしょうか?
やっぱり仙台行きの特急には「ひばり」という名を与えて欲しかった。

 

 

 

 

 

 

今でもたまに(最近では2011年8月6日)リバイバル運転が行われることからも、
いかにこの列車が仙台人に親しまれていたか、察せられるというものです。

 

 

 

 

 

 

とはいうものの、そもそもなぜ「ひばり」という名が与えられていたのか、僕は知らないのです。

 

 

 

 

 

 

ちょっと調べてみたのですが、分かりません。
宮城県の鳥はガン、仙台市の鳥はカッコウです。
ちなみに途中通る福島県の鳥はキビタキ、福島市の鳥はシジュウカラ。郡山市もカッコウ。
違う。。。

 

 

 

 

 

 

源平合戦の屋島の戦いで有名な那須与一が、ヒバリを相手に弓の練習をしたという話があるそうです。
しかし那須野はギリギリ関東だしなぁ。。。

 

 

 

 

 

 

松尾芭蕉の句に「永き日も 囀(さえず)り足らぬ ひばり哉」というのがあります。
それに因んでいるのかも知れないと思ったのも束の間、
これは深川、つまり江戸で詠んだものだそうです。うーむ。。。