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上野駅にて、特急やまびこです。上野盛岡間で運行されていました。

 

 

 

 

普通車自由席3両、グリーン車指定席1両、食堂車を含む計12両編成。
型は定番の、485系電車です。

 

 

 

 

 

 

そう、今では信じられないかも知れませんが、
福島以北へ向かう東北本線の特急には全て、食堂車が連結されていたのです。
新幹線の食堂車しか知らなかった僕、在来線の食堂車ってどんなだろう?と興味深々でした。

 

 

 

 

 

 

でも、今から考えると、かなり安普請でしたね。テーブルも、椅子も。
今では社食や大学の学食ですら、もっと良い物を使っていそうです。
何だかんだ言っても、それだけ世の中が豊かになっているということなのでしょうか・・・?

 

 

 

 

 

 

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これは、乗車当日の特急券。
乗車区間が「仙台 → 福島」なのは、松島散策のあと東京に戻る時、東北本線の全特急をハシゴしながら戻ろうと計画し、実際にそうしたからなのです。

 

 

 

 

 

 

さて、「やまびこ」の名は東北新幹線の開業当初から引き継がれ、存続しています。
これは、それが決まった当時から、とても嬉しいことと思いました。
なぜなら、当時の東海道・山陽新幹線は(今もそんな感じですが)、列車名の面ではつまらなかったからです。

 

 

 

 

 

 

「こだま」は元々東海道本線を走っていた特急の名前だったから、まだ良しとしましょう。
「ひかり」も、新時代の「超特急」の名に相応しいということは理解できます。

 

 

 

 

 

 

でも、新大阪行きも、岡山行きも、広島行きも、博多行きも、全て「ひかり」というのはどうなのよ?、と。
おかげで、それまで山陽本線を走っていた「つばめ」、「はと」、「しおじ」、「うずしお」といった列車名はことごとく消えてしまいました。
物心付いた頃には既に新幹線が定着していた僕には、それが「つまらない」と感じられて仕方が無かったのです。

 

 

 

 

 

 

東北新幹線の列車名も「ひかり」になってしまったらどうしようと、本気で心配していました。
そうならなくて本当に良かったです。