![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190706/13/joshuanchin/dc/c0/j/o1450101614493139841.jpg?caw=800)
1992年9月の連休、友人と八甲田山に行きました。
上野発の急行「八甲田」で、三沢駅まで。
十和田観光電鉄線(何とこれ、昨日廃止されたんですね・・・)に乗り換え、十和田市駅へ。
十和田観光電鉄線(何とこれ、昨日廃止されたんですね・・・)に乗り換え、十和田市駅へ。
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190706/13/joshuanchin/f9/6d/j/o1367095814493139851.jpg?caw=800)
更にバスに乗り換え、酸ヶ湯に到着♪
宿に荷物を置き、歩き始めました。
![イメージ 3](https://stat.ameba.jp/user_images/20190706/13/joshuanchin/b9/2a/j/o0959136414493139862.jpg?caw=800)
1時間ほどで、地獄湯ノ沢。火山らしい様子になってきます。
![イメージ 4](https://stat.ameba.jp/user_images/20190706/13/joshuanchin/e0/2e/j/o1369096114493139872.jpg?caw=800)
岩木山も望めました。
![イメージ 5](https://stat.ameba.jp/user_images/20190706/13/joshuanchin/ec/4f/j/o1370096114493139880.jpg?caw=800)
さらに30分ほどで仙人岱に到着。
高層湿原は相当に失われていますが、八甲田清水が清らかに湧いています。
ここから高田大岳への道を分け、大岳への登りにかかります。
![イメージ 6](https://stat.ameba.jp/user_images/20190706/13/joshuanchin/b3/58/j/o1368095614493139891.jpg?caw=800)
次第に急坂となりますが、抜けるような晴天に飛び込んでいくような感覚で、さほどの苦痛ではありませんでした。
![イメージ 7](https://stat.ameba.jp/user_images/20190706/13/joshuanchin/d2/86/j/o1366096414493139911.jpg?caw=800)
鏡池を過ぎると、頂上は間近です。
![イメージ 8](https://stat.ameba.jp/user_images/20190706/13/joshuanchin/00/77/j/o1371096714493139923.jpg?caw=800)
大岳は八甲田山の最高峰。
広い山頂広場の脇に噴火口跡がポッカリと口を開けています。
その向こうに高田大岳。
![イメージ 9](https://stat.ameba.jp/user_images/20190706/13/joshuanchin/3b/1d/j/o1371096114493139935.jpg?caw=800)
太平洋と日本海が同時に眺められる場所は、そう多くはありません。
その眺望は素晴らしいの一語です。
西には岩木山の秀麗な姿がひときわ目を惹きます。
そして北は津軽海峡の向こうに北海道が横たわっています。
![イメージ 10](https://stat.ameba.jp/user_images/20190706/13/joshuanchin/dc/af/j/o1368095814493139946.jpg?caw=800)
北に向かって下山を開始し、大岳ヒュッテのある鞍部から井戸岳に登り返します。
この頃から徐々に雲行きが怪しくなってきました。
井戸岳の噴火口縁の稜線に出たところ、そこでは猛烈な強風が吹き荒れていました。(゚Д゚)
行く手の道の幅は狭そうで、この強風の中では危険と判断。
井戸岳頂上は目前でしたが、引き返しました。
行く手の道の幅は狭そうで、この強風の中では危険と判断。
井戸岳頂上は目前でしたが、引き返しました。
鞍部まで下ってみると、先ほどの強風が嘘のような静けさでした。
しかしそれが反って不気味に感じ、下山を急ぐ事に。
しかしそれが反って不気味に感じ、下山を急ぐ事に。
![イメージ 11](https://stat.ameba.jp/user_images/20190706/13/joshuanchin/06/07/j/o1370096314493139956.jpg?caw=800)
森の中を30分ほど下ると突然目の前が開け、見事な高層湿原が現れました。
毛無岱です。
![イメージ 12](https://stat.ameba.jp/user_images/20190706/13/joshuanchin/3e/23/j/o1367095814493139973.jpg?caw=800)
毛無岱は上下2段に分かれており、こちらは上毛無岱。
![イメージ 13](https://stat.ameba.jp/user_images/20190706/13/joshuanchin/0c/3c/j/o1367095914493139990.jpg?caw=800)
更に進んで長い木段を降りた先に下毛無岱があります。
これらは全てが美しい八甲田山の中でも白眉と言える場所です。
観光バスで通り抜けるだけでは、あまりに惜しい。
本当に素晴らしい風景は、自分の足で歩いていかなければ出会えないものなのです。
観光バスで通り抜けるだけでは、あまりに惜しい。
本当に素晴らしい風景は、自分の足で歩いていかなければ出会えないものなのです。
下毛無岱からは山沿いの道を、小さな沢を何度も渡りながら、酸ヶ湯まで30分ほどでした。
宿に着き、玄関で靴を脱いでいると、なんと滝のような雨が降り出しました!(゚Д゚)
まさに間一髪。危なかった(^^;
まさに間一髪。危なかった(^^;
その夜は酸ヶ湯名物千人風呂を堪能し、翌日は十和田湖に向かったのでした。