イメージ 1

岡山-出雲市・益田間を、伯備線経由で結んでいた、特急「やくも」です。
写真は電化される前、新見駅にて。

 

 

 

イメージ 2

行先表示

 

 

 

 

 

 

イメージ 3

当日の特急券

 

 

 

 

 

 

 

 

当時はグリーン車指定席が1両、食堂車が1両、普通車指定席・自由席を併せて計9~12両という、
豪華編成を誇っていました。

 

 

 

 

 

 

気動車特急でこれほどの編成を持っていたのは、北海道を除いては山陰線の特急「まつかぜ」くらいではなかったでしょうか。

 

 

 

 

しかもこの「やくも」はいわゆるエル特急。毎時ほぼ一定の時刻に頻繁に運行されていました。
当時はまさに「気動車特急の王者」だったように思います。

 

 

 

 

 

 

電車となってからは高速化のために振り子構造となりカーブでの揺れが大きくなったせいでしょう、
食堂車は連結されなくなり、後に「エル特急」の呼称も外されましたが、
最も重要な陰陽連絡特急たる地位は今でも変わりません。