シーン1
プロローグ


グランドキャニオンのほど近く
灼熱のデッド・ホース・ポイントで
ロッククライミングを楽しんでいると
おもむろにヘリコプターが上昇してきます。

「行き先も告げずに休暇をとったから
随分探したぞ」
というヘリのパイロットに対し

「行き先を告げたら休暇にならない」

ミッションインポシブル2の
オープニングアクションで
トム・クルーズ扮する
イーサン・ハンの名セリフです。

このセリフ好きだなぁ。

それにしてもラーメン食べたい


⭐︎
シーン2
新大阪駅
雨の車窓の情景


それは〜まだ私が
神様を信じなかった頃〜
5月のとある土曜日に雨が
降りまして〜♪

ときたもんだ。


車窓の外は雨

新大阪駅から乗った特急は

ぐんぐんと南下していきます


途中大雨でしばし停車

30分くらい止まってたかな


さてどこへ向かっているかと…



⭐︎

シーン3

南紀白浜

移動疲れの昼下がりの情景



白浜アドベンチャーワールド


ここの4頭のパンダが

中国に返還されるという

ニュースを聞きまして

思い立って弾丸で

行ってきました。


白浜駅に着いたら

雨は上がっており

湿度の高い曇り空の下

さらにバスに乗り

ようやくアドベンチャーワールド

に着いたのは午後もだいぶすぎた時刻


直行したパンダ舎には

すでに長い長い行列ができていました。


120分待ちとか。


幸い行列の大半が

天蓋のある位置でしたので

お天気の心配はなし。


流れが良く

1時間しないうちにご案内。


あむあむ


しょりしょり


ごりごり


ぺしぺし


パンダ舎は2棟あり

2つ目も比較的スムーズに流れ



4頭全部見ることができました


写真を見れば

誰がどの子か

わかる人もいるようですね


たれぱんだ



でろーん


すやすや


休日の昼間っから〜

ゴロゴロ〜ゴロゴロ〜


♪ 眠くなったら寝るー

遊びたくて遊ぶー

お腹減ったらご飯を食べるー ♪


の曲に罪悪感なく

ここまでマッチする稀有なイキモノ


ふぅ


2棟目のパンダ舎を出ると

天候が回復し

1棟目のパンダが屋外に出てました


痛快!竹のまるかじり!


というか

お腹がトトロ


「あなた、トトロっていうのね!」


いやいやこの子は楓浜(推定)です


んで、現地に着いたのも遅く

行列にも並んだので

すでに閉館時間が近づいてきました。


唯一行けたのが

出口に近い海獣館


しかしこの日は

白と黒の生き物しか見てないな(笑)



で、あっという間の閉館時間


白浜から電車に乗りますが

ここでも白黒!


両サイドのアールが

なんだかBE@RBRICKみたい!


かわいいラッピング

よく見て!

シートのカバーもパンダだよ



カバーの反対側はこんな感じ



パンダいなくなったら

どうすんねん


⭐︎

シーン4

和歌山市駅

夕暮れの晩酌の情景



大阪に帰るフリをしていましたが


せっかく和歌山に来たんだから

和歌山の地酒をいただかないと

夜も眠れなくなります。


さてどこかに良いお店はありますか?


…って、地図が広すぎるわーいっ!!


ということで

JR和歌山駅から

南海 和歌山市駅まで移動



和歌山市駅で

こんな電車を見かけました

めでたいでんしゃ

和歌山市駅から加太駅を結ぶ

加太線を走っているとのこと

一度乗ってみたいですなぁ。


が今回の目的地は和歌山市駅

残念!


で、アタリをつけていた

旨そうなお店へ凸します。


っした!!!


湿度の高い1日

流れた汗は給水で補います



初夏の味


鱧の湯引き

とても美味しゅうございます


山川光男さんで一杯


天ぷら盛り合わせも立派


もちろん地酒も忘れません


和歌山県の地酒 黒牛


大変美味しゅうございました

さて、こうなるともう
大阪に帰るのが
かなーりめんどくさくなってきます

夜風に吹かれながら
この後どうするかを考えましょう


少しあたりを散策すると

グラウンドに灯籠を並べて

何やらやっていました。

お祭りですかね?

慰霊祭的な?


紀州は徳川御三家のお膝元

古い石垣なども残っているようです


夜は更けていきます…


⭐︎
シーン5
雑賀崎
五月晴れの情景

翌日、気づいたら雑賀崎にいました。

と、その前に…
五月晴れとは
本来旧暦の5月を指し
新暦で言うと梅雨時
梅雨の合間の晴れの日を指す言葉で
新暦の5月を指す言葉ではありませんでした

が、この誤用が一般に広まったため
現代では両方の意味が
辞書に載ってるんだとか。
つまりどっちも正しい意味に
なっちゃった。


港で焼き鯖寿司を購入

遅めの朝食です


猿回しのイベントがあるようです


ヒルガオが咲いていました


静かな海


波打ち際

みずがきれい



何かの生き物が
ぽよぽよと泳いでいます。




カップル


モノクロの海もいいのですが


この岩の色が綺麗なんです



水墨画のような写真は

色を想像することも楽しいですね

色はもちろんある方が

はっきりとイメージしやすいです


まるで南欧の施設

目の前の海はエーゲ海ですか


砂浜の小石


波打ち際


ポップなデザインの階段


防波堤


係留されている船

近海用が多いみたいですね


やっぱりここ南欧ですよね(笑)


少し先の駐車場が賑やかなので

ちょいと近寄ってみますと


よさこいをやってました


私がカメラをぶら下げてるもんだから

目線サービスがバッチリでした☺️



そこからバスに乗り次の目的地へ…


シーン6

和歌の浦

百人一首の情景


バス停のベンチにも

このような刻印が。


万葉の時代から変わらぬ景色


コンクリートブロックに海鵜が1羽


足元の浅瀬には

トビハゼさんたちが

無邪気に跳ねています


おいおい、海鵜に

気をつけてね!


それにしても

海の小石がワサワサと動くので

私の目がおかしくなったのかと思いきや

あたり一面、シオマネキの大群が。

遠目で撮っても

石にしか見えないだろうから

少し離れたところにいる

はぐれメタルみたいなやつを

パチリ


この写真でもぱっと見

小石と区別つかないでしょ

ハサミをハサミと認識しない限り。



時は5月

紫陽花はまだ蕾


ハマヒルガオばかりが

あちこちに咲いています。


⭐︎

シーン7

最終目的地

そしてエピローグへ


バスで和歌山駅の近くに

戻ってきました


お目当ては

一度来たかったここ


前日から

ラーメン食べたい病に

疾患しておりましたので。


つまりここまでが全部前振りで

ここからが本編


和歌山ラーメンの人気店

井出商店さん


並ぶこと30分くらい?

 

途中、前に並んでいたカップルさんが

ChatGPTの話で盛り上がっていたので


往年のラジオ番組

『SUNTORY 

SATURDAY WAITING BAR 

AVANTI』

の教授よろしく

聴き耳を…


そうこうしているうちに

ようやく入店



メニューはこんな感じ


赤いカウンターバーに座り

私が注文したカクテルは

「大盛り中華そば」と「玉子」


まろやかでコクがあり

それでいてしつこくない

上質のドリンクを

堪能いたしました。


念願かなってお腹いっぱい!




ようやく大阪に帰れます!


おつかれさまでした!


おしまい