飛行機雲と凧のコラボ
もちろん高さは全然違いますが、
こうしてみるとなんだか…
凧がジェットエンジンを
搭載しているように見えますね(笑)
会場となると中田島砂丘は
JR浜松駅から少し離れた
海岸沿いになります。
浜松駅からはシャトルバスが
随時運行されていまして、
切符を買って並んで待ちます。
浜松では町会ごとに
個性のある法被がありまして、
これが各町会の伝統として
受け継がれていきます。
バス乗り場で目の前にいたおふたりは
「蜆」の文字がデザインされた
法被を着ていました。
会場に着くとなんだか賑やかで、
よく見たらよさこいダンスを披露してました。
お祭りの笑顔って
素敵ですよね☺️
周りをも明るくしてくれる笑顔
この日のために練習を
積んできたんでしょう
イキイキとダンスされていました
最近はGWといえども
夏のように暑い!
というわけで
早速の給水
写真には残していなかったですが
おつまみはもちろん
「浜松餃子」です!
浜松は
栃木県宇都宮市、
宮崎県宮崎市と並んで
日本を代表する
餃子の名産地なんですよ!
ハイここ、試験に出ま〜す。
異なる衣装のチームが
複数入り乱れて
踊りを踊っています。
ダンスというよりは
もはやフェスティバルですね♬
キメッ!
さて給水が完了しましたので
凧揚げ会場にむかいます。
ここからさらに海側の
グラウンドのようなところが会場です
中央の法被の方のすぐ左にある
まんまるの顔が
浜松市のゆるキャラ
「出世大名 家康くん」
です。
よくみると
ちょんまげがウナギで、
袴がピアノ(柄)でできています。
そういえば、
浜松の地酒に
「出世城」という銘柄がありますよ
さて、その前に
一旦砂丘を見にいきましょう
中田島砂丘は
この辺りでもかなり立派な砂丘で
これからの季節(5月〜8月)は
アカウミガメの産卵場になります。
地域の皆さんが
ウミガメ保護のために
ご尽力されています。
こんなところで泳いだら
さぞかし気持ちいいだろう
と思われるかもしれませんが
この辺りから御前崎あたりまでは
とてつもなく潮流が速く、
浮き輪で海に浮かんだら最後、
あっという間に沖に流されてしまいます。
つまりは遊泳禁止。
見てる分には綺麗ですけどね!
法被を着た集団も
波打ち際に向かって歩いていきます。
なんだか青春ですね!
綺麗な砂浜ですが
潮干狩りすらできません。
が、貝殻はよく落ちているそうで
それらを拾って歩くことは可能。
最近では
「ビーチコーミング」というらしいです。
さて凧揚げ祭りの会場です。
新しく生まれたお子さんを初子といい、
初子のお祝いとしてあげるのが初凧
生まれたお子様の名前を
凧に書き入れて
お子様の成長を
祈願するんだそうです。
なので、浜松っ子たちにとっては
とても大事なお祭りなんですね。
凧を上げる人
落ちた凧を拾いに行く人
などなど
いろんな人が入り乱れています。
子供達もラッパを吹いて
お祭りを盛り上げます🎺
風の音に注意💦
あちこちで
ラッパの音が聞こえます
統監部の
威勢のいいラッパ🎺
野球の応援に
通じるものがありますね!
高校野球のブラスバンドというよりは
プロ野球のナイター戦で鳴り響く
熱気のあるラッパって感じ
土手に腰掛けて少し休憩
下から見上げるよりは
いくぶん首への負担が少なそうです。
「今年はどうだい?」
「元気があってよろしいですな」
みたいな会話を
されているんでしょうかね。
さあこれから
凧を上げるんですかね
フィールドに移動中の団体さん
こちらは糸が切れて
飛んでいってしまった凧を
回収して戻ってきた団体さん
異なる法被同士でも
仲は良いんですよ
帰りのバスのバス乗り場の頭上を超えて
凧が上がっています。
浜松駅まで戻ってきました。
ここではお祭りに使われる
山車が展示されています。
山車を警備する警備員さん
…と、そのバディ🐶
ここでも景気づけのラッパが
鳴り響いていました。
さらには大道芸人さん
ペストマスクをつけて
パントマイム中。
帰りは夕暮れの中、
新幹線に乗って帰ります。
ちなみに駅周辺の鰻屋さんは
結構混んでますので
お持ち帰りして
実家でいただきました😋
⬜︎
ついでにGW期間中の
静岡駅の様子
駅構内(改札の外)にデカデカと
「静岡おでん」の赤提灯。
静岡おでんの特徴は
もともと引き回しの屋台が
始まりといわれています。
戦後に、屋台のおでん屋さんを集めて
おでん横丁をいくつか作りました。
その一つが
青葉おでん街と
青葉横丁
ここからは私独自の推察ですが
引き回しの屋台が原点のため
ネタと一緒にだし汁は提供しません。
店舗ならだし汁の継ぎ足しも簡単ですが
昔ながらの小さい屋台だと
なかなかそうはいかないですからね。
その結果、静岡おでんの出汁は
おでんと一緒に飲むものではなく
おでん自体にしっかりと味をつけるよう
濃いめの色と味になっていったと
思われます
最近はだんだん
出汁も飲めるおでんが
増えているようですが。
で、だし汁と一緒に食さない分
からしなどよりも出汁粉
(サバ節やカツオ節を粉末にして
青のりなどを混ぜた粉)
をかけて食べるように
なっていったのでは…、と。
ただ、私の子供の頃は
おでんは小さな駄菓子屋さんで
売られており、
全ての具材に串が刺さり
その串にマジックでマーキングされた
赤や青や緑の色で
値段が決まっていました。
食べた後の串を持っていき
事後精算してたわけです。
なので静岡おでんの特徴は
濃いめの出汁に
串に刺さった具材がキホン。
あと、全国的に静岡
(と台湾の一部)でしか採れない
貴重な海産物である桜エビ
本物の生の桜エビは
ピンクでも白でもなく
深い桜色で、
ルビーのような輝きを持ちます。
なので、「桜エビ」といって
出されるものが新鮮かどうか
あるいは、似て非なる
別の小海老を出してきたか
静岡人なら一目瞭然で
わかるんです(笑)
あと、昔よく通ったお蕎麦屋さんの
磯おろし
暑い季節には
ネギをたっぷり乗せて食べるのが
大好きでした!
静岡の奥地
通常「オクシズ」から切り出された
木材もなかなかの逸品でございます。
そんな木材でできたカウンターで飲む
静岡の地酒もおすすめです。
こちらのお店も駅と同じ建物。
カマ焼きをほじりながら
ちびちびと。
ちなみに静岡の大道芸人さんは
ペストマスクではなく
ブロンズのお人形さんでした。
おしまい