7月後半は
毎週のように京都に足を運んでおりました。

京都の7月といえば祇園祭。
前祭や後祭の山鉾や巡行が有名ですが
それ以外の祭事も含めると
7/1から7/31まで
まるまる1ヶ月間のお祭りになります。

ご存知の通り、京都は盆地になっており
夏場の気温は非常に高くなります。
そんな夏の暑さに負けず
元気に夏を乗り切るために
疫病退散のお祭りをしたのが
祇園祭だったんですね。

前祭と後祭は
それぞれ3日間の宵山と
山鉾が市内を練り歩く巡行を行いますが、
日程は曜日に関係なく
日付指定となっております。

つまり、週末にかかる年もあれば
全行程が平日、という年もあります。

今年は月曜日から水曜日までが宵山、
木曜日が巡行と、オール平日の年でした。

が、裏技もあります。
宵山が始まる月曜日の前の日
つまり日曜日には一通りの山鉾が完成し、
一部の山鉾が試し曳きをします。
これを「曳き初め」と言います。

ということで、
7月13日 日曜日に
前祭を見に行ってきました。


四条通りは賑わっています。



新京極もかなり混雑しています


四条烏丸まで来ると

前祭を代表する

長刀鉾、函谷鉾、月鉾が並び

見物客が足を止めて見上げています。


長刀鉾


先端が、紛うことなき「長刀」です



函谷鉾



鉾は兜ではなく、山に三日月です



月鉾


こちらは純粋に三日月です。


マップをいただきました。


曳き初めは

蟷螂山、放下鉾、船鉾の3つだそうです。

そして、この時点で蟷螂山の曳き初めは

すでに終わっていました。


放下鉾



少し緊張の面持ち







着々と準備しています



他の山鉾からも

支援か視察か…

関係者が来てました。


あちこちを念入りにチェック


さて、いよいよ!



動き出しました。







大通りの手前まで行ったら

もとの場所に戻ります。



「コンチキチン」の音色を奏でています


鶏鉾


郭巨山


蟷螂山


蟷螂山


船鉾



そのちょうど翌週になります。

後祭の宵山は月曜日から水曜日、

巡行が木曜日となります。


月曜日は幸いにも「海の日」で

祝日となります。


ということで、

後祭の宵山も見に行ってきました。


後祭は前祭と比べ

来客も少なく

落ち着いて宵山を愉しむ

ことができます。


山鉾も少し小さめで、

木が植えられている「山」がほとんどで

唯一の鉾(人工物が掲げられているもの)が

大船鉾になります。


鯉山


黒主山


浴衣


役行者山




鷹山


昨年、鷹山で粽をいただいていたので

今年はお納めに立ち寄りました。


鷹山の近くにあった、アレの頭

(一般のご家庭のお庭)


北観音山


大船鉾


大船鉾



鯉山


橋弁慶山


南観音山


浄妙山



鈴鹿山


旅人


山伏


八幡山


往来



ザク山




この日はこの後、上七軒で暑気払いをし

三条までハシゴしてから帰りましたとさ。


おしまい。