前回投稿しました

紫陽花同盟第三回企画
「よひらの君に魅せられて」

のための紫陽花撮影のために
京都の街に繰り出しました。

紫陽花の花の写真は
再掲を多数含みます(^^)

花は立体的である以上、様々なアングルで
その姿を捉えることができます。

定番のアングルから
意外性のあるアングル。
いろんな見方があって楽しいですよね。

また、花そのものを撮ることに加え、
「花のある風景」として撮ることもできます。

普段、綺麗だな〜と
気軽に撮る花であっても、
考えていくといろんな楽しみ方があります。


ガクアジサイを

真上から見下ろして見ました。


薔薇の撮影の時にもよくやる構図ですが

周りのガクと、中心部の花の

対比が面白いですよね。


陰った暗がりの花を暗く撮り、

現像の際に明るさを調整(戻し)を行うことで

暗がりから花が浮き上がっているように

見せています。


こちらもガクアジサイですかね。

まだ咲ききっていない若い花のようです。




こちらはやや赤みがかっています。

すぐ左上の花は深みがある青です。


紫陽花の花のいろは土壌の成分で変わってくる

と聞いたことがありますが、

こんな狭い範囲で青や赤紫に

変化するものなのでしょうかね?


6月某日


この日は

京都市北区にある今宮神社にきました。



古い壁の向こう側は青々とした竹林


嵯峨野の竹林が有名ですが

そこまで行かずとも

ふとした街並みの中に

このような景色があることが

素晴らしいですね。


今宮神社の境内から

横の参道を覗き見します。


門を出ると時代劇のような街並み


ここに二軒のあぶりもち屋さんがあるんです。


密かなスポットとして人気がありますが、

祇園や嵐山のような

「This is 京都!」と言った観光地と異なり

静かで落ち着いているのが魅力です。


そのうちの一軒

根元 かざりやさんに入りました。

窓越しに、先ほど出てきた門が見えます。


お向かいさんはもう一軒

一文字屋 和輔さん

(通称 一和さん)



お餅は道路に面したこの囲炉裏で火を通します。


こんな感じ。

甘めの味噌だれ?が美味しゅうございます。


通り沿いに咲く紫陽花


炙りの風景


今宮神社の境内に戻ります。



和服の粋な女性が参拝されていました。


阿保賢さんの屋根は草が生え放題


敷地の真ん中には

大きな舞台があります。


神楽などを奉納されるのでしょうか。



ガクのない紫陽花を横から。


こちらも敢えて暗めに撮って

しっとりとした雰囲気を出しています。

薔薇もそうですが、

花の花びら1枚1枚の質感を

大切にしています。

薄い筋があったり、

凹凸があったり。

花全体の持つ印象よりも、

花を構成する花びらやシベ

それぞれをきちんと撮ってあげたいと

思っています。

花はそのものが総合芸術だと思うからです。


唯一残念なのは

その香りまで記録に残すことができません。


額のない紫陽花を真上から。

花びらの質感が伝わりますでしょうか。


紫陽花は枯れてしまっても

凛として咲き続ける姿も好きなんです。

枯れた途端に伐採されてしまうことも

少なくなく、残しておいてほしいなぁと

思うばかりです。


さてそこから少し歩いて降ってくると

上七軒にきます。



上七軒をさらに過ぎていくと

たわらやさん。


ここの名物うどんが

食べ応えのある極太うどんで

美味しいんです。


衣笠丼と一緒にいただきましょう。


北野からさらに少し歩くと

嵐電 北野前の駅に出ます。



嵐電に乗り



帷子ノ辻で嵐山本線に乗り換え

嵐山につきました。


目的は天龍寺さん


ここのお庭が好きなんです。


小川の咲に

赤い花と杜若かな?


真紅の花はなんでしょう?



渡り廊下


庭園

嵐山を借景として

風情のある造りになっています。


新緑が映える季節ですね

シルエットもなかなか面白いです。


普通撮りと自撮りでしょうか

ポーズがちょっと愉快ですね


お庭の紫陽花


こちらは「花のある風景」です。

限られた撮影場所から、

少し傾いた日差しが活きる場面を探します。


白い紫陽花


こちらも優しい質感を狙いました。


背景の葉の反射が

写真を瑞々しくしてくれます。


青と淡い黄色のグラデーション

真上から


青を横から


竹林の中には一つだけ花を咲かせた紫陽花


こちらは緑


鬱蒼としげる竹林はだいぶ暗くなってきました。


先端が薄紅に染まる紫陽花


スポットライトを浴びている

ステージの上にいるような紫陽花



シルエット


紅葉の花


風車のディスプレイ


この日は風もあり

風車もくるくると

回っていました


浴衣に風車、似合いますね


桂川


カワウが一羽、羽ぼしをしていました。


遊覧船がゆっくりと水面を滑っていきます


ここからは京都駅まで一気にバスで戻ります。


京都タワー


ここから先は少しSFチックに。


京都駅の中の空中回廊


そこから見下ろす風景


そして大階段


夜景のスローシャッター


展望台から望む京都タワー


京都駅


京都駅


ここからJRで大阪の自宅まで帰りました。


おしまい