みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
ゴールデンウィーク中は
暑かったり寒かったりと、
まるでサウナと水風呂を
行き来しているような気候でございました。

今年のGWは、多い方は10連休とか。
どちらかへお出かけになりましたでしょうか。

私はと言いますと、
3月にも行った尾道ですが
不完全燃焼だったため
再訪してまいりました。

前回はモノクロ写真でしたので
今回は総天然色でお送りいたします。

⭐︎


新大阪駅から

新幹線「さくら」に乗ります。


関東にいた頃には馴染みのなかった新幹線です。

ひかりやのぞみと大きく違うわけではないですが

なんか「乗ったど〜!」って気持ちになりますね。

「乗り鉄」の素養があるのかもしれません。



さて、そうこうしているうちに

尾道に着きました。


前回は小雨が降っていましたが

今回は曇天。

尾道の青空もたまには見たいものです。


尾道は

ラーメンと映画が有名ですが

その二大要素がここに凝縮されています。



おやつとやまねこ


お店のショーケースの中に

おやつが入ってるんでしょうね。

では、お店の前に座っているのが

やまね…いやいや、そんなことはありません。


林芙美子像…なのですが

傘の柄にシュシュが巻きつけられています。

林さん、ハイカラだったんですねぇ。



カメラの看板?と思ったら

セルフ写真館とのこと。

入らなかったですが

お友達と一緒だったら楽しそうですね。



壁にポップなアート。

レモネードのお店のようです。


こちらのお兄さんは

どこかでホウキを買ってきたようです。

新品のホウキでした。



街角のおばQ


あなた、こんなところにもいたのね…。


(大阪、中崎町のレトロなゲームセンターにあるのと

同じもののようです)



ふと目に飛び込んできたこちらのお店

本業は焼肉屋さんのようですが

ラーメンも提供しているようです。


ちょっと入ってみましょう。

梅沢富美男さんや田山涼成さんが

来られたようです。


一杯いただきました。



肉に力を入れているようで、

1枚のチャーシューがでかいことでかいこと。

まるで落とし蓋のようです。



こちらのチャーシュー丼も

肉が美味しい!


そしてここのラーメンの特徴は

かつお節を入れて食べるんだそうです。

出汁が効いてスープも

美味しゅうございました。


お店を出て路地を歩くと



と思ったらちりめん屋さん。


お土産にちりめんを買って帰りました。


こちらは屋形船。粋ですね。



尾道の

凪にゆられて

館船




さらに歩くと

映画にも時々登場する

住吉神社の常夜灯

前回はこれを見逃していました。

東京物語にもでてきますね。


住吉神社の手水舎


住吉浜の大形赤電話


こちらも絵になる風景です。


千光寺に向かうロープウェイ



線路のガードをくぐります。


一般のお宅のようですが

門灯や窓枠が時代を感じさせます。



こちらは年季の入った看板。


のお店の側面には

なにやら可愛らしいものがいっぱい!


この先は

時をかける少女に出てきた小路


山の中腹にも民家が並んでいます。

その手前が立派なお寺。

善勝寺というんだそうです。


善が勝つ!

いい響きですね。


こちらも時をかける少女に出てきた大時計

当時は時計屋さんだったそうですが、

現在はお店を畳み、

大時計がランドマークとして残されました。


こちらもロケ地、艮神社。

その奥が前回訪問した千光亭さん。


細くて奥行きのある参道ですね。

この先に、樹齢千年の楠が植っています。


今回はのぼりにロープウェイを

使ってみました。


中央で淡い緑の葉が生い茂っていますが、

これが1本の木。

樹齢千年の楠です。

幹も立派でしたが、

上から見るとさらに立派に見えますね。


ロープウェイを降りたところで

他のお客さんがみんな「あっ」と

声を出していました。

なんだろうと思って近づいてみると

やたらと人馴れしたねこさん。

尾道は猫の街でもあります。




展望台から見下ろす尾道水道。


通過した小舟の波紋がいつまでも残っています。

それだけ静かな海ということなんですね。


遠くにかかる橋、しまなみ海道。

あれを通って南下すると

今治までいけるそうです。


かつて人気があった

ホンダのエヌ。

今のNボックスのご先祖様。


ここで余生を過ごしているようです。


千光寺まで降りてきました。

体力自慢の外人さんが鎖修行に挑戦。

あれよあれよというまに登っていき

姿が見えなくなりました。

お連れさんがしたで心配そうに

待っていました。


千光寺の目印、玉の岩。


玉の岩にまつわる伝説は

こちらをご覧くださいませ。


https://www.senkouji.jp/history/#c04



絵馬はまんまるのだるまさん。

絵馬越しの尾道水道。


この先は文学のこみち



こちらの鐘楼は

龍宮造りというんだそうです。

みんながイメージする竜宮城のようなカタチ。


こちらの絵馬はリラックマ(笑)

かわいいですね。


千光寺から長い階段をおります。



横を見ると天寧寺の三重塔。

その先にロープウェイのゴンドラが見えます。

ワカリマスカ?


転ばないように階段を降りていきます。


瀬戸内の海と柑橘の組み合わせは格別


白いモッコウバラは珍しいですね。


線路を超えると、ようやく平地です。


東京物語では原節子さんを乗せたSLが

ここを通過していました。

電化される前だったので、

頭上の電線はありませんでした。


再び路地を抜けて


海へと戻ってきました。


ちょうど連絡船が着岸したところ。

これは観光用ではなく、

地元の皆様の足となっております。

片道100円で、対岸の向島に行けます。


柔らかな春の潮風に抱かれて

気持ちよさそうです。



将来は海の男になるんでしょうか。


どこから来たのかな?

この景色がお子さんの記憶に

残ってくれるといいですね


海岸沿いは若い人たちが経営するお店も多く

まるで海外にきたような雰囲気。


カリーラーメンも気になりますね(笑)


横浜の山下公園ような雰囲気もあります。


尾道は静かで美味しくていい街でした。